家政夫のミタゾノ 第三話感想

さて、ミタゾノ第三話の感想です。

前回に引き続き、今回も光君が可愛くて可愛くて……
一生懸命やっているのに、ピュアすぎてアホっ子なところがたまりませんでした。
あと今回気づいたんですけど、時々光君萌え袖やってますよね??
あぁ~そのあざとさも好きです。
改めて伊野尾さんのハマり役だなーと思いました。

という訳で、早速今回もストーリーを振り返りながら、感想を書いていきたいと思います!
(※いつも通り、完全ネタバレです!未見の方はご注意ください)

●恒例のミタゾノさん挨拶
冒頭は総理大臣医薬化学賞受賞パーティーの場面から始まります。
落合教授という教授が、オメガMk-Ⅱという細胞の活性化を促す薬を開発したようで、
その功績を称えられたようですね。
周りが祝福モードに包まれる中、ただ一人週刊文鳥の前川さんは、まだ薬は実験段階で、受賞に値しないと今回の受賞を疑っています。
その記者を一蹴するのは、官房長官である内部さん。はい、今回のメインキャラです。

内部さんは、今回の受賞パーティーは「ハワイ」の一件を隠そうとする為だと、秘書の岡本さんとこっそり密談を交わします。
どうやら内部さんは次期総理大臣を狙っているようですね。その為には手段を選ばないという訳です。
と、そこへ現れるミタゾノさん。
今回の豆知識ですが、京都では「お茶漬けでもどうどすか?」と聞かれたら、「おおきに」と答え、すぐに帰らないといけないそう。
要は、「そろそろお帰りくださいね」という意味合いを持つ言葉だそうです。
これは初めて知りましたね。勉強になるなぁ~。
ミタゾノさんが話していましたが、「1を聞いて10を悟る」というのが日本の美徳であり、今回のストーリーに関わってくる大きなテーマでもあります。

●今回の派遣先について
さて、むすび家政婦紹介所では、皆で矢那内閣支持率が50%を下回ったというTVニュースを見ていました。
そのニュースを見て、家政婦の阿部さんから「ちゃんと選挙行ってる?」と言われる光君。
え?光君て選挙権持ってるんですか??(←あまりの可愛さに、てっきり赤ちゃんだと思ってました笑)。
もちろんですと答える光君ですが、次に新しい元号を聞かれて、答えられず。
阿部さん「もう平成は終わったのよ」
光君「平成は終わらないと思ってました……」

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↑伊野尾さんにこの台詞を言わせる台本のセンスがステキです。
大丈夫、平成は終わっても、Hey! Say! JUMPは終わりません(笑)
そんなこんなで元号が全く言えない光君とは対照的に、
歴代の元号をすらすら全部言えちゃうミタゾノさんはやっぱり化け物ですね。

さて、今回所長の指示で訪問することになったのは内部官房長官の自宅です。
先方の指示で、男性(光君)と週刊誌も無視するような人(ミタゾノさん)が選ばれます。
萌ちゃんずっとお留守番ですね……いつかは活躍する日が来るのかしら??

●いきなり秘密を盗み聞きするミタゾノさんと光君
その頃、内部さんは「総理大臣医薬化学賞を受賞した新薬が偽物だった」という記事が週刊文鳥に載ることになり、何とかしなければと電話で秘書の岡本さんと相談していました。
先日のパーティーで前川記者が騒いでいた件ですね。
ただ内部さんにとっては、この件よりも「ハワイの一件が明るみに出たらまずい」と
別のスキャンダルのことを気にしているようです。
と、電話を切った直後、いきなり風呂場から現れるミタゾノさん達。
最初の登場シーンが玄関じゃないのは珍しいですね。なんだか新鮮でした。
ミタゾノさん達が電話の内容を聞いていたと怪しんだ内部さんは、「今日ここで聞いたことを外で喋ったら、どうなるかわかってるな」と二人を脅してきました。

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平然とするミタゾノさんに対して、ひー坊が完全に怯えているのが可愛い。
この子にもミタゾノさんの心臓をちょっと分けてあげてほしいですね。

そんな内部さんには一人娘である絵里ちゃんがいました。
絵里ちゃん、せっかく書いた作文をお父さんに見てもらおうとしましたが、お父さんが忙しいのを悟って、引っ込めてしまいます。
1言ったら10悟る、まさに忖度ですね。
でもこんな小さな娘さんにまで気を遣わせさせなくても……と可哀そうな気分になりました。

そこへ訪れたのは、娘さんの家庭教師の近藤さん。
彼にも大事な話があるので、リビングには入らないようにと伝えました。

●週刊誌対策を進める内部さん達
さて、落合教授の研究データが偽物だったという週刊誌の対策について、内部さんと秘書、そして落合教授が対策を相談します。
ですが、論文のチェックをしていた人間が見つからず、真偽を確認できないという訳ですね。
どうしても「ハワイ」の一件を隠したい内部さんにとっては、不安でたまらないようです。
と、それを二階で盗み聞きしていた近藤さんは、早速前川記者に報告の電話を入れました。
その様子を見張るミタゾノさん、顔が怖いです(笑)

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ミタゾノさんの怖い目に迫られ、近藤さんは記者を目指していること、官房長官を探れと頼まれていることを白状しました。
はい、この近藤さん、実はスパイだったという訳ですね。
何だか一気に関係性がドロドロしてきました。

その頃、絵里ちゃんは近藤さんに指導され、勉強を進めていました。
そこへ光君とミタゾノさんがお茶を持ってくるのですが、つるかめ算に気づき、実は光君が中学受験した事がわかります。
光君って一見勉強には興味なさそうなのに、実は誰よりも熱心なところ、中の人(伊野尾さん)と重なるものがありますね。この可愛さで賢いって、もはやモテ要素しかない……!
ですが、方程式の話題になった途端、
「隠れているものを見つけ、白日の下にさらすのが面白いんじゃない」
「裏切り者をXと表現しますが、どうしてXを使うんでしょうね?」
など、近藤先生に向けて、ミタゾノさんの切れ味鋭い言葉が光ります。
改めて最強家政夫ですね、ミタゾノさん……

さて、二人が部屋から退室すると、そこへ萌ちゃんから電話がかかってきました。
ネットで明日週刊誌でヤバイ記事が出ると知った萌ちゃんは、ヒミツを聞き出そうとしている訳です。相変わらず好奇心旺盛ですねー。
ここははぐらかすのが正解だったんですが、光君は「言っちゃダメって言われてるから」と自ら墓穴を掘ります。

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この子やっぱりアホの子ですね。可愛い。
「あ……(言ってしまった)」と助けを求めるようにミタゾノさんを見ますが、厳しい目で睨み返されてしまいました。

●データ改ざんの発覚
さて、新薬の一件ですが、部下である準教授の向井さんが、実はデータの改ざんをしたことが判明します。
マズイと焦る内部さん。
すぐさま総理大臣に電話し、落合教授の監督責任にしようとします。
ですが、電話にて、落合教授は総理の昔からの友人ということが発覚し、態度を一転させました。
1を聞いて10を悟る、これぞまさに忖度というやつです。

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関係ないですが、ひょっこりはんしてるミタゾノさんと光君が可愛いな~。

さて、昼食の準備をする光君ですが、その矢先、うっかりパンを焦がしてしまいます。
大事な会議中でも手軽に食べられるようにと、光君なりに忖度したのですが、裏目に出てしまったようです。
「パンの神様ゴメンなさい」という光君が可愛い。
こんな可愛い光君に謝られたら、パンの神様だって許しちゃいますよね(笑)。

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と、パンをゴミ箱に捨てようとした光君の手を止めたのはミタゾノさん。
焦げたパンは冷蔵庫に入れることで、消臭剤の役割をするそうです。
ふーん、なかなか豆知識になりました!

その頃、一同はこの不始末を部下である向井さんに押し付けようとしていました。
内部さんも落合教授も騙されていたことにしようとする訳ですね。
ですが、その様子は、ドア越しで近藤さんに筒漏れでした。
と、そこへ通りかかったミタゾノさんによって、近藤さんが会話を録音していたことが皆にバレてしまいます。
「ジャーナリズムだ!」と勢いよく正義感を訴える近藤さん。
ですが、内部さんから週刊文鳥ではなく、共通新聞に入れてやると言われ、さらに娘の絵里ちゃんのことまで話に出され、不本意ながら態度を翻してしまいます。
いやー、政治家の手腕って怖いですね……。

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目の前で怖がっている光君に共感してしまいます。
私達が知らないだけで、政治界ではこういう裏取引ってきっと日常的に行われているんだろうな……。
胸が痛みました。

●近藤さんの心変わり
さて、ミタゾノさんと光君は、勉強中の絵里ちゃんと近藤さんに、動物クッキーを差し入れしました。

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絵里ちゃん相手に「みゃー」だの「バウバウ」だの、動物クッキーのマネをする光君可愛いですねぇ。まさに癒しの時間。光君って将来良いパパになりそうです。

さて、近藤さんはミタゾノさんに胸の内を打ち明けます。
自分が態度を変えたのは、絵里ちゃんの為。決して権力に屈した訳ではないと。
ですが、そこへやってきた絵里ちゃんは笑顔でこう言いました。
「先生は私のこといつも考えてくれてる、お父さんと違って」
うん……、子供に罪は無いですもんね。
甘えられず、孤独を背負わされてしまった絵里ちゃんが可哀そうです。

そんな絵里ちゃんを見て、彼は真実を明らかにすると決意を変えました。
真実を闇に葬ってはいけないと。美しい正義感ですね。
ですが、スキャンダルが公に出て、総理に影響が出たらマズイと察した内部さんは、なんと近藤さんを縛り上げ、屋根裏に監禁しました。まさかの展開です。
焦る光君とは裏腹に、マイペースのミタゾノさん。
そんな時でも構わず、書斎に入り、またもや部屋中を物色します。
と、そこで光君が見つけたのは、「ハワイ」と書かれた資料でした。
どうやらこれが事態解決への大きな鍵となりそうです。

●向井さんの襲撃
早速見つけた資料について、萌ちゃんに電話する光君でしたが、その矢先、突然男に襲われます。

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落合教授の助手の向井さんですね。
向井さんは光君にお茶を運ばせた後、会合の場に現れ、内部さん達にナイフを突きつけます。
本当は落合教授が向井さんにデータの改ざんを指示したのに、全責任を自分になすりつけられそうになって、激昂したんですね。
さらに、怒りが止まらない向井さんは、実はあの薬には副作用があることをバラします。
飲んだ後ストレスを感じ、アドレナリンが一定以上出ると、感情を抑えきれなくなるんだそう。
急にファンタジーな要素が入ってきましたね(笑)
と、先ほどのお茶に薬が混ぜられていたことを知り、当然内部さん達は慌てます。
秘書の岡本さんは内部さんへの不満をぶちまけたり、落合教授が向井さん相手にキレ始めたりと、もう場は滅茶苦茶です。
と、ここで仲裁に入るミタゾノさん。

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これ仕事人のパロですね。
まさかミタゾノで仕事人の技が見られるとは……思わずくすっとしちゃいました。

ミタゾノさんのおかげで、場は何とか落ち着いたかと思いきや、その直後うっかり薬入りのお茶を飲む光君。
何故そのお茶を飲んだ??やっぱりこの子アホですよね(笑)
そして、薬の副作用で、普段ミタゾノさん相手に抱えていた感情を吐き出してしまいます。

「いつも俺のこと出来ない者扱いしやがって。
家事の裏ワザ?そんなの知らなくたって生きていけるんだよ!
元号も、言えるからって何だってんだよ。
俺の中で、平成は、平成は終わらないっ!」

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うわー、光君ぶっちゃけた。
あんな可愛い顔をしておきながら、裏では結構不満をため込んでいたんですね。
でも、顔が可愛すぎて、もはやチワワが反抗しているようにしか見せません(笑)
そして、再び飛び出す名言→「平成は終わらない」。
うん、私の中でも平成は終わりません(笑)
とまあ、珍しく反抗した光君ですが、ミタゾノさんからの一発で、あっさり気絶させられちゃいました。
ミタゾノさんはやっぱり強いなぁ~。

と、ここで恒例のミタゾノさんの家事情報です。
今回も止まり切れず、プルプルしちゃってる光君。
確かにこの体制でストップするのは大変ですよね。

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って、ミタゾノさん「何が出るかな~」ってやっちゃってますが、他局なのにいいんですかねコレ??さすがミタゾノさん。

●内部さんの本心
その頃、萌ちゃんは光君から受け取った宛先に電話していました。
そこで、「粉 100kg」というワードを聞いた萌ちゃんは、覚せい剤をハワイから密輸していると推測してしまいます。
これはヤバいと感じた萌ちゃんは、急いで出かけます。

さて、絵里ちゃんから近藤先生の居場所を問い詰められた内部さんは、実は彼が記者だったことを告白します。
アイツは嘘つきだったと言う内部さんに対し、絵里ちゃんは泣きながら「嘘つきはお父さんの方だよ」と言いました。
お父さんが沢山嘘をついていたこと、お母さんの気持ちを全くわかってあげられていなかったこと。
涙ながらに語る絵里ちゃんの言葉は切ないですね。
内部さんも内部さんで、全ては総理大臣になって日本を良くする為にやってきた訳で。
親子で想いがすれ違っているのは何とも言えない気持ちになりました。

そして、内部さんは総理大臣に電話をかけて、落合教授自身が隠蔽していたことを伝えます。
ですが、その電話で、「誰かが責任を取らないといけない」と暗に言われてしまいます。
その言葉を受けた内部さんは、今回の一件は自分の責任だったことにすることに。
こんな忖度辛すぎます……。誰もこういう結末を望んではいなかったと思うのに。
「政治は綺麗事だけじゃ無理なんだよ!」
内部さんも嘘をつき続けたり、忖度し続けることに苦しんでいたんですね。

と、机を叩いた拍子にお茶が零れてしまい、ミタゾノさんが布を持って現れました。
タオルの上から力強く床を叩きつけるミタゾノさん、また男ミタゾノさん現るですね。
「汚れをたたき出すんです。深くしみ込んだ汚れほど、強く強く……」
そんなミタゾノさんを見て、内部さんも思うところがあったようです。

そこへいきなり現れる萌ちゃん。完全に場違い感がハンパない(笑)。
萌ちゃんは自信たっぷりに、自分の推理を披露します。
電話で聞いた「粉 100kg」という言葉から、政府は100kgの覚せい剤を密輸していたと思い込んだ訳ですね。
そのお金で、50億の使途不明金を何とかしようとしていたのでは?と。
ですが、内部さん達にとっては、ちんぷんかんぷんな推理だったようですね。
そう、実は、粉は「コナコーヒー(ハワイのコーヒー)」のこと。
真実は、総理大臣が個室フラの先生にあげるためのものだったんですね。
その個室フラ通いの一件を周囲に嗅ぎまわせられないように、受賞を話題作りにしたという訳。
落合教授にとっても、向井さんにとっても、何とはた迷惑な話……。

で、真実を知られてしまった内部さんは、とうとう感情が抑えきれなくなってしまい……。
本当はすまないと思っていたことを打ち明け、絵里ちゃんに謝りました。
これが抑えていた感情だった訳ですね。何だかんだ根は良い人のようでした。

そして、憑き物が落ちた内部さんは、監禁していた近藤先生を解放し、これ以上家族に汚れを見せたくないと、個室フラ通いやその他隠蔽の証拠が入ったUSBを預けます。
忖度し続けた内部さんがこうやって改心できて良かったなーと思いました。

後日談ですが、内部さんは「忖度しない政治家」を売りに、次の選挙に出るようにしたとのこと。
娘さんとの仲も修復して、めでたしめでたしなのでした。

という訳で、以上、第三話の感想でした。
今回は仕事人やごきげんようなど、色んなパロディが散りばめられていて楽しかったです。
あとお茶を飲んで覚醒したブラック光君のことが、すごく印象に残っています。ホント可愛かった!
次回以降も、色んな光君の顔が見られますように\(^o^)/

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  1. maaalog より:

    こんにちは✋
    いつも楽しく読んでます
    光くん本当にバ可愛くてニヤニヤしてしまいます
    平成を終わらせたくないネタを2段階に仕込んできて最高でした!
    次週も辛い体勢での一時停止(あると信じて)楽しみですね😜

  2. kinatsu_aomori より:

    > id:maaalog 様
    こんにちはー。いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!とっても嬉しいです(*^^*)
    光君の可愛さ、クセになりますよね~。
    毎回TVの前で「可愛い~♡」と萌え転がってます(笑)
    今回の「平成」ネタも楽しくて、脚本のセンスが最高でした!
    明日もどんな見どころがあるのか、すごくワクワクですね!!