何故私はJUMPのことが好きなのか?という話

まずはHey! Say! JUMPの皆さん、グループ結成17周年おめでとう!!!
そして、新曲「UMP」の発表もおめでとう!!!
嬉しいことだらけで幸せだね!!!JUMP担やってて良かったね!!!

さて、こんな記念すべき日にアップするような記事ではないのですが、今回は「何故私はJUMPのことが好きなのか?」というテーマについて、冷静に自問自答する回です。
いつものオタ愛全開な記事と違って、今回私は自分の気持ちを整理する為にこの記事を書きました。
なので、途中で昨今のネガティブな話も一部含まれます。
(なるべく表現には気をつけましたが、それでも誰かを不快にさせてしまう可能性は大いにあります。申し訳ない……)
あと自分が文章を書きやすいように、今回は文末を常体(で・ある調)にしているので、文中の表現がキツく感じられたら申し訳ありません。

それでも私の自分語りに付き合ってくれる優しい人がいたら、よろしければお読み頂けると幸いです。

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さて、本題の「何故私はJUMPのことが好きなのか?」というテーマに入る前に、まずは私とJUMPの出会いの話から遡りたい。
前にも書いたかもしれないが、私が初めてHey! Say! JUMPの事を認識したのは24時間テレビの頃(2015年)で、それまでは山田君の事は知っていたが、他メンバーの事は顔どころか、一切名前も知らなかった。
(※何なら現在の自担である知念さんの事すら、それまでは全く興味がなかった。
24時間TVでも伊野尾さんの方がJUMPの可愛い担当だと思っていて、知念さんの可愛さには微塵も気付いていなかった。
今の私からしたら信じられない話である)

ところが24時間テレビを機に、彼らの麗しいビジュアルはもちろん、性格の良さやグループ間の仲の良さに少しずつ興味を惹かれていった。
そして、翌年「Fantastic Time」というカッコいい楽曲に出会えた事で、「これは一度ライブに行ってみたい……!」と思い、ファンクラブに入会した。
そして、入り口は伊野尾担だった筈だったが、Dearコンに参戦したことで知念さんの沼に完落ちし、紆余曲折あって今に至るのである。
(※詳しくは過去記事を読んで頂けるとありがたい)
ブログ一周年を記念して、私がHey! Say! JUMPの沼に落ちるまでを振り返ってみた

ただ、そもそも私は、自他共に認める飽き性だ。
チョロオタなので熱しやすくハマりやすいが、逆に言うと3年ぐらい経つと突然ふっと熱量が冷めるタイプでもある。
特に20代の頃はその傾向が強く、他のアイドルグループやタレント、アニメ、声優、ミュージカル俳優等々、様々な分野にハマっては、時期が経ったら自然と降りている……という経験を繰り返してきた。
なので、JUMPの事を少しずつ好きになり始めた頃も、恐らく3年ぐらいで次のグループに気持ちが移り替わると思っていた。

ところがである。
2024年の今、何だかんだありつつも私はJUMP担を続けている。
8年もJUMP担を継続しているとは(そしてこのブログも続いているとは)、自分が一番驚いているぐらいだ。
ファン歴も、今や新規といえる年数は卒業し、とっくに中堅ファンの仲間入りである。

ここで本題であるが、何故私はこんなにも長くJUMP担を続けられてきたのだろう?

もちろん彼らのビジュアルは、数いるアイドルの中でも飛びぬけて優れていると思う。
美しさ、可愛さ、カッコよさ、無邪気さ、セクシー、ミステリアス、癒し、帝王などなど、彼らのビジュアルを表現しようとすると、一人一人違った特性を持っていて多彩である。
言うまでもなく私は知念担だが、全員のビジュアルが大好きである。
こんなに全員のビジュアルが整っているグループは他にいないと(勝手に)思っている。

ただ、与えられたビジュアルに甘んじるだけでなく、彼らはパフォーマンスに対して全身全霊で向き合っている。
アイドルらしい王道なラブソングや、息つく間もなくゴリッゴリに舞い踊るダンス曲、常人には思いつかないようなトンチキさを交えたコミカルソング等々、まさにジャンルレスでファンを楽しませようとする姿勢が伝わってくるのだ。
誇りを持ってアイドルを貫いている、そんな真っ直ぐな彼らが魅せるパフォーマンスは美しい。
何年経っても飽きる筈がないのである。

では、ビジュアルが良いからJUMP担を続けてきたのか?
パフォーマンスが優れているからJUMP担でいられたのか?
改めてこれらの問いを自分に投げかけると、何だかしっくり来ない気もする。
もちろん何度も書くように、JUMPはビジュアルもパフォーマンスもアイドルトップクラスである。
ただ世の中には何万ものアイドルが、次から次へと生まれてきている。世の中はアイドル戦国時代なのである。
そうしたアイドルを見ていると、自担より好みなビジュアルを持つアイドルに出会うこともあるし、
他にも優れたパフォーマンスを披露するグループを見つけることもある。
(そう、繰り返しになるが、私は元来チョロオタなのだ……)

それでも私がJUMP担を続けている理由、それは何なんだろう?
ここ数ヶ月ぼんやりと考えていた事なのだが、最近になってようやく一つの答えを見つけられたような気がする。

結論から言うと、JUMPというグループは私にとって居心地が良いのだ。

皆さんはもちろんご存じだと思うが、Hey! Say! JUMPのメンバーは非常に温和で優しい人達の集まりである。
まず誰かを傷つけるような発言は絶対にしない。
(※時には毒を吐いたり、メンバーを弄ったりすることはあるが、それは愛情の一環だと思っている)
これは現代において、非常に稀有なことだ。(実際、残念ながらふとした発言で炎上するアイドルも最近多いので……)
だが、JUMP担をやってきた中で、彼らはいつもファンへの感謝を口にしており、ファンの気持ちを一番大切に考えてくれている。
それこそファンである私ですら、「そこまで気を遣わなくても大丈夫だよ……」と時に思ってしまうほどにだ。

もちろん長い年月を積み重ねてきたことで、時には様々な場面でマイナスな感情を抱いたことはあるだろう。
だが、どんなに辛い時であっても、ファンを不安にさせるような言葉を、彼らは絶対に語らない。
裏側ではどれだけ血の滲むような努力を重ねていたとしても、お涙頂戴的な展開を彼らは好まない。
アイドルは輝いている姿を見せることが仕事であると全員が捉えており、ファンにはいつも笑顔を届けようとしてくれる。

「あの時はピンチだったというのは、ファンに失礼だと思う。その時の僕たちを見て好きになってくれた人の思い出を否定する」
山田「裏の努力はお客さんに見せるものじゃない、表で見せる時に完璧であれば」

これは私が好きなやぶやまの言葉であるが、恐らく他のメンバーも同じようなスタンスであることだろう。
故に私はJUMPに対して絶対的な信頼感を抱いているし、安心してこの8人を推していきたいと思えるのだ。

そして、もう一つ大きな要因としては、JUMP自身が誰よりもJUMPのファンであり、「個人」で得られた経験や成果を「グループ」に還元しようと一人一人が意識していることだ。

知念「Hey!Say!JUMPは自分の大事な居場所でありJUMPが僕の存在価値そのものだと思う」
裕翔「友達でもない。ただの仕事仲間でもない。大変だった事を愚痴れる仲間でもあるし、自分の居場所はここにあるなってつらい時こそ思いますね。」
山田「『帰る家はHey! Say! JUMP』って多分皆意思として固く持ってると思います。
(グループがなくなったら)ちょっとどうしようかな、芸能界…って思っちゃうぐらい大事な場所」

これらは彼らの発言の一部だが、8人全員の共通点として、彼らは争いを好まない。
従来のアイドルグループであれば、「個人で目立ちたい」という人が出てもおかしくないが(※余談だが、それはアイドルとして当然の感情だと思っている)
彼らは8人で一緒に歩みを進めることに強くこだわりを抱いており、JUMPを人生の一部として捉えている。
現に、最近のインタビューでは多くのメンバーから「出来るだけ長くJUMPとしての活動を続けたい」という言葉が出てきている。
私が好きな人達が、私の好きなグループを、一番大切に想ってくれている。
そんなメンバー達の愛情深さ(=絆)が、彼らの最大の魅力であり、同時に最大の武器であると信じている。
恐らく彼らの結びつきの強さは、この先の未来でも一生変わらないだろう。
それはこの8年間というファン歴を通じて、強く確信したことでもある。
(※だって仕事だけでなく、プライベートでも一緒に遊んだり、ご飯行ったり、旅行出かけたりするグループは他に見たことがない。
JUMPはもはや疑似家族的存在でもあると思う)

と、ここまで書きながら、自分でも改めてJUMPの事が大好きだと再確認させられた訳だが、もちろんファンをやってて、全てが良い思い出だったとは言い切れないのも事実である。
特にこの1年間は辛いことが多く、何度か心が折れそうになる時もあった。
そう、前社長の不祥事から発生した事務所問題である。

先に私の見解を伝えておくと、私は前社長が本当にそのような行為に及んでいたかはわからないと思っている。
今や死人に口なしの状態であり、被害者達の証言はいくつも出てくるものの、信ぴょう性に欠ける場合も多く、また確実となるような証拠はどんなに探しても一切出てこなかった。
(※ここでその真偽性について語ると本題から大きく反れることになるので、割愛するが……)
ただ事務所の出した結論は、それまで彼らが大事にしてきたアイデンティティとの一切の決別だった。
多くのグループが多かれ少なかれ何かを失うことになり、JUMPの場合はデビュー曲「Ultra Music Power」の封印だった。

デビュー曲とは、いわばグループの顔となるような「名刺」のようなものだ。
実際私も他グループのシングル曲はほとんどわからない事が多いが、逆に言えば、デビュー曲に関してはどのグループも網羅している。
それは彼らがアイドルとして果てしない旅を歩み始めた一歩でもあり、また必然的にメディアやライブ等で披露される回数が多いからだ。
だが、JUMPはその「グループの顔」となる楽曲を奪われた。
彼らが大切なものを封印すると決めた姿は、見ているだけで本当にしんどかった。
だって彼らは何もしていないのだ。

それだけではない。
メディアによる過激報道はさらに事態の悪化を招き、らじらーやうるじゃん等といった長年ファンに愛されてきたレギュラー番組が3月末で終了し、音楽番組ですら中堅グループはまともに出られない時期が続いていた。
こうした状況はほんの一部でしかなく、恐らく我々が見えないところで、立ち消えた仕事は他にもあったことだろう。
何度も言うが、彼らは何もしていないのだ。
メディアによる数々の「いじめ」を見ているだけで、鋭い針によって胸が刺されるようだった。
そうして事務所の形態は大きく変わり、前代未聞の事態が連発し、ファンも大きく動揺した日々だったと思う。

また、この動乱の時期にメンバーが初めて「結婚」という大きな転換期を迎えたことも、避けては通れない話題だろう。
(※余談だが、私自身はアイドルのプライベートに対して基本的に無関心であり、匂わせ等ファンに不快を与えるような言動がなければ、プライベートは自由で良いと思っている)
それによって好き放題にJUMPの下げ記事を書くメディアや、誹謗中傷を連発するファン、担降りをしていくファンの方々を見る方がしんどかった……。

とまぁ、こうやって振り返って考えてみても、2024年という年は、JUMP担にとって試練の連続だった一年であることは間違いないと思える。
何なら一ファンである私も、この間まではグループの活動は緩やかに減っていくのかもしれないという一抹の不安を覚えていた。

ところが、いつだってJUMPはエンターテイメントに真摯だった。
忘れもしない2024年8月19日のこと、唐突にJUMPの歴史は動いた。
そう、新生「UMP」の誕生である。
朝から急に街頭でのポスターが解禁され、その日のうちにMVが公開され、JUMP担界隈がざわついた。
まさか封印された筈の「UMP」がこのような新しい形で戻ってくるとは、誰が想像していただろうか。
そこで、私は思い出したのだ。
JUMPは一見優しくて温和なように見えて、実は頑固で負けず嫌いで、人一倍エンターテイメントへの思いが熱い人達だったことを。
彼らは何も諦めていなかった。
それどころか、18周年、いや20周年、30周年と遥か先の未来を強く見据えていた。
その為に、グループの新たな代表曲にするべく、長い時間をかけて「UMP」を生み出したのだ。

このMVを初めて見た時、私はTVの前でバカみたいに号泣した。
これからの覚悟と決意を感じさせるパフォーマンスに、ただただ素直にカッコいいと思った。
もう8年もJUMP担をやっているのに、改めてこの8人組が大好きだと思った。
(一体JUMPは何度私を沼に落としたら気が済むのだろう???)
こうして「UMP」が解禁された今、様々な方面でメンバーの口から制作話を聞くと、彼らが新曲にかけた思いはもちろん、全員一丸となって未来への道を拓いていこうとする真っ直ぐな姿勢が伝わってくる。
と同時に、今年ずっと胸の内に秘めてきた不安は、今や完全に消え去った。
JUMPを信じていれば大丈夫。何が起きても、彼らはずっと前に進み続けてくれるから。
不安を感じていた私の心を、優しい一筋の光が包み込んでくれたように思った。
「UMP」という楽曲は、メンバーにとってもファンにとっても大切な一曲になった。

そして、本日めでたく結成17周年を迎えたJUMPだが、歩みを止めることはなく、次は20周年を向けて自分達なりの「エンターテイメント」を探す旅を続けるのだと思う。
私もその旅を末永く一緒に見守っていきたい。

最後に、これは現時点での私の考えだが、「Hey! Say! JUMP」というグループは、私が生涯で最後に推すアイドルグループだと思っている。
実は私は30代半ばの人間(※やぶたかと同世代)である。
もう数年若かったら、別のアイドルオタクとなる道もあったかもしれないが、体力的にも少しずつ衰えを感じているし、私自身いつまでもオタ活を続けられるとは思っていない。
JUMPも同様で、メンバーもこの先40代、50代を迎えた時に、今と同じ活動を続けられているのか定かではない。
事務所が解体されたように、この数年で何人もの有名タレントがグループ脱退や事務所退所を選んだように、いつかJUMPも何かしらの選択を迫られる日が来るのだろう。

だからこそ、いつか物事には終わりが来るからこそ、限りある「今」を大事にしたい。
一緒に過ごせる今を、心から笑っていられる今を、その一瞬一瞬のきらめきを、日々強く抱き締めながら生きていきたい。
それが今私が出来る最大の応援だと思うのだ。

さて、冒頭で先述していたとはいえ、文中でネガティブな話が入ってしまって、読者の皆さんには申し訳なかった……。
とはいえ、今の私は18周年へ向けて大きく動き出したJUMPに、強い希望と期待を抱いている。
今回の新曲「UMP」について、オタクが誰も想像していなかったように、きっと次の活動も、彼らはまた新たな挑戦や試みを多数仕掛けてくるのだろう。
そして新しい仕事が情報解禁され、数多のオタクが歓喜に沸く瞬間が非常に楽しみだ。

改めてHey! Say! JUMPの皆さん、結成17周年おめでとう。
彼らの旅路に幸多からんことを。
最後に改めて、私はHey! Say! JUMPが大好きだ。

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  1. まっちゃ より:

    私も正直、ことしとっても辛かったです。
    特に、うるじゃんやらじらー!、いたジャンが終わってしまって、
    JUMPはどうなってしまうのって思ったし、不安で不安で仕方がなかったです。
    ですが、Ultra Music PowerをなくさないでUMPとしてまた、ファンに届けてくれる所が
    やっぱHey!Say!JUMPだな、と思いました。
    これからも、ずっとずっとJUMPには輝いていてほしいな~、と改めて思いました。
    これからのJUMPの活動を楽しみに待っていたいなと思います!
    長文失礼しました。

    • kinatsu-aomori より:

      >まっちゃさん

      コメントありがとうございます!!

      やはりJUMP担としては、試練の一年でしたよね……💦
      私もどんどんレギュラー番組が終わるし、全くグループ事は動かないし、ずっと辛い時期でした(/ω\)
      でも、新生「UMP」を聞いた時に彼らの強い覚悟と決意が感じられて、JUMPは真のエンターテイナーだなーって思いましたし、
      この8人についてきて良かったって思いました。
      私も、まっちゃさんと同じく、JUMPにはずーっと輝き続けてほしいと願っています。
      まだ発表されていないお仕事もありそうですし、この先のグループ活動も楽しみですね。

      こちらこそコメントありがとうございます。
      これからも一緒にJUMPを応援していきましょうね(^^)/