トーキョーエイリアンブラザーズ4話感想

トーキョーエイリアンブラザーズ4話を見ました!

そもそもこの兄弟の大きな目的は「地球移住計画」を発動させること。
そのために必要なのは、「兄ちゃんに仕事と恋人をゲットさせる」ということでした。
そして、「仕事」は前回クリアしたので(あれでいいのか?という気もしますが)、
今回は「恋人」編です。
冬之介君の大学の友達を巻き込んでの珍騒動……果たして上手くいくのかドキドキしながら見守っていました。

それでは、早速いつものようにいのとつコンビの可愛かったシーンを追いかけながら、
ストーリーを振り返っていきますね!
(恒例ですが、完全ネタばれ注意!!!)

■買い物に出かける兄弟
さて、たこ焼きパーティー用に、買い物に来た兄弟。
どうやら二人はたこを買ったようですが……
たこを見ながらいぶかしげな表情をしている夏太郎君に、冬之介君がさらりと一言。
「死んだの食べると思った?逆だよ、食べるために殺すんだよね」

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相変わらず可愛い顔して、出てくる発言が黒いこと……。
完全に目が笑っていませんよね。
個人的にはこういう狂気じみたいのちゃんの演技が結構好きです。
一方で、兄ちゃんが少しぶるって肩を震わせてたところが可愛いなぁ。

■たこ焼きパーティー(裏の目的は「兄ちゃん恋人ゲット作戦」)
さて、今回は冬之介君宅に友達を呼んでのたこ焼きパーティーです。
ちなみに、目的はお兄ちゃんに彼女を作らせること。
冬之介君は大学の友達を数名連れ込んで、積極的にお兄ちゃんに勧めていきます。

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ただ紹介する時、全くの無感情だったのが怖いですよね。
特にちーちゃんを紹介するときに、
「あの子僕に惚れてるけど、優しいからオススメだよ」
と言ってたのが、何ともエイリアンらしくて……。
ちーちゃんやお兄ちゃんの気持ちを考えず、一方的に押し付ける辺りがぞわっとします。
見た目は明るくてコミュ力高そうに見える冬之介君ですが、
そこには人の大事な「心」を理解できない冷たさがありました。

ただ、兄弟の絡みはやっぱり微笑ましい。
特に兄ちゃんにたこ焼きを食べさせるシーンが和みますよね。
冬之介君、夏太郎君に「あーん」ってしてる~、可愛い!!

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兄ちゃん、初めてのたこ焼きは熱すぎたのか、
ぽーんと口から吐き出してしまい、まさかのちーちゃんのスカートの上に。
皆ぽっかーんとビックリした様子でした。
相変わらずピュア度100%なお兄ちゃん、反応がいちいち赤ちゃんですね(要するに可愛い)

一方、友達の岡部君もちーちゃんに思いを寄せていたようで……
岡部君はハートマークの形にたこ焼きを置いたりと、さりげなくちーちゃんにアピールをするのですが、
全くちーちゃんに相手にされていないようでした。
当て馬的な役とはいえ、何だか不憫……。

その頃、お兄ちゃんはお風呂場にこもってました。
「ちーちゃん、兄ちゃんに興味津々だよ!キスできるかもよ!」と盛り上がる冬之介君とは裏腹に、
「何が楽しい?」と人間の感情を理解できない夏太郎君。
子どもにキスして拒絶されたのがやはり傷ついているようですね。
その反対に、人間をただの作戦遂行の道具にしか考えていない冬之介君。
兄ちゃんとちーちゃんをくっつける為の策略を練るべく、静かにパーティーの方向を見る冷たい瞳がたまらないです。

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(改めて見ると、シリアスないのちゃんの顔も綺麗だなぁ……)

■買い物に行く岡部君とちーちゃん
さて、パーティーの続き。
冬之介君の発案で、「お酒がなくなっちゃったので買い物へ行ってほしい」と
ちーちゃんと岡部君に頼むことに。
もちろんこの冬之介君の発言には裏があり、岡部がちーたんをホテルに連れ込もうとするから、そこを止めに入って、兄ちゃんとちーちゃんをくっつけようとする作戦らしい。
作戦がブラックすぎますね。
「何故だ?」と不思議そうな夏太郎君に対して、
「兄ちゃん、人間のこと知りたくないの?」と低い声で迫る冬之介君。

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ドアップで冷たい瞳を浮かべる冬之介君、本当に怖い……。
エイリアンらしく何の感情も湧かないんでしょうね。

そんな訳で、買い出しに行く岡部君とちーちゃん。
ブラック冬之介君はさらにスピードを増して、
デート中の岡部君に、電話で「ちーちゃん、岡部のこと好きなんだって」と嘘を吹き込みます。
嬉しそうな岡部君がちょっと可愛いですが、この後の展開が何となく想像できるので、もう胃が痛いですよ……。
ちなみに、お兄ちゃんは二人のデートの後をこっそりつけています。
木の影にこっそり隠れたりと、動きがいちいち可愛い。

そして、ラブホ前まで来た岡部君は、とうとう勇気を出して、ちーちゃんに「好きだ」と告白します。
が、もちろん答えは「ごめんなさい」……。
これ、正直どちらも辛いですよね。
岡部君からしたら、「ちーちゃん俺のこと好きって聞いたのに」と裏切られた感じでしょうし、
元々冬之介君が好きだったちーちゃんは、全く彼から脈がないことを感じてしまうし……
夏太郎君のことを思ったこととはいえ、何だか胸が痛いです。

二人はその後買い物から帰ってくる訳ですが、
空元気なちーちゃんやすっかり落ち込んだ岡部君を見ても、何とも思った様子がない冬之介君。
いやー、さすがにエイリアンひどいわー。冬之介君サイコパスすぎるわ……(汗)。

■人間の感情を理解し始める兄ちゃん
さて、まだまだたこ焼きパーティーは続き、
ヤケ酒を飲んで憂さ晴らしをするちーちゃんと、すっかり落ち込んでしまった岡部君。
愚痴を吐き散らす岡部君に対して、冬之介君は軽い調子で声をかけるのですが、
逆に八つ当たりされてしまいます。
「何をやってもダメ人間な気持ちなんてお前にわかるかよ!」
でも、何でそんなことを言うかわからず、きょとんと見上げる冬之介君。

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ここまでも何度も感じてきたことですが、多分冬之介君は本質的に人間の感情がわからないんでしょうね。

ただ、そんな二人の様子を見ていた夏太郎君は急に岡部君の前に出てきて、
ぎゅっと強く岡部君にハグしました。
「わかるぞ。俺は見てた。お前は一生懸命たこ焼きを焼いていた。お前は頑張っている」

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お、お兄ちゃん~~~!!!お兄ちゃんが人の感情を理解したぞ!!!
まさか弟より先に、お兄ちゃんの方がこんな台詞を言うようになろうとは……ビックリですね。
そして、お兄ちゃんは素手でたこ焼き食べ始めて一言。
「お前のたこ焼きは熱い」
その言葉を受け、泣き始める岡部君。
一方で、何で泣いているのかわからず、無表情な様子の冬之介君。

ここから、兄弟の間の溝が完全にくっきり分かれ始めた感じですね。
不器用で失敗ばかりだけど、人間としての大事な心を持ち始めたお兄ちゃんと、
完璧で器用に何でもこなすけど、一番大事な心を理解できない冬之介君と。

■花火の後のキスシーン
さて、たこ焼きパーティーの後は、外で花火をする一同。
一人佇む夏太郎君の元へ、ちーちゃんが歩み寄り、二人で線香花火をしていました。
「何が楽しい?」
「さすが兄弟。冬君も前に同じこと言ってた」
やはり兄弟だからでしょうね。心のどこかで繋がる部分があるんでしょうか。

その頃、岡部君に「俺、ちーちゃんのこともう1回頑張ってみようと思う」と言われる冬之介君。
女の子なんていっぱいいるよという冬之介君に対して、
「あの子じゃなきゃダメなんだ」と言い切る岡部君が男らしくてカッコいい。
でも、悲しいことに、この言葉も冬之介君の心には響かないんでしょうね。
何で一人に固執するのかわかってなさそう。いつか人間の感情を理解できる日が来てほしいですが……。

ちなみに、その頃ちーちゃんはお兄ちゃんと良い雰囲気になっていました。
いやいや、ちーちゃん心移り早いだろ!とツッコまずにはいられませんでしたが、
まぁあの時の夏太郎君は確かにカッコよかったですもんね。
また兄弟だからこそ、お兄ちゃんにも惹かれるものもあったんでしょうが……。
そして運悪く、お兄ちゃんとちーちゃんのキスシーンに出くわしてしまった冬之介君(と岡部君)。

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ちょ、冬之介君、完全に目が死んでますって……!!
お兄ちゃんもおにいちゃんで、目の動揺が凄い!
ちーちゃんとられたってことと、お兄ちゃんがとられたっていう両方の喪失感があるのかな??
嫉妬心丸出しの冬之介君にドキドキです。

さて、複雑な人間関係が進展してきた第4話。
次回は「エイリアンの恋動く」編。
徐々にサイコパスな冬之介君が表に出てきて、楽しいですね~!
次回も暗いトーンで「兄ちゃんの任務、あれ嘘だから」と言い捨てていたり、
今回以上にブラックな冬之介君の一面が見られそうです!
ブラックいのちゃんの演技が好きな私としては、次回も非常に待ち遠しいです!!

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