乙女心を持たない私が、みせコドを見てきました

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いよいよ「未成年だけど、コドモじゃない」

が公開されましたね。

個人的には、「冬のイケメン祭り」と勝手に心の中で呼んでいるんですが、正直行くかどうか結構迷ってました。

そもそも私、スイーツ映画が大の苦手なんです。

基本的に現実主義なので、乙女がきゅんとする展開でも「いやいやいや、ありえない」とかツッコミを入れてしまいますし、どこか白けてしまうんですよね。

あと予告から何やら、低年齢向け感が出ていて、アラサーが一人で観賞するのはキツイだろうと不安がありまして。

ただ、JUMPの中でも好きな知念君が出ていること、そして舞台挨拶が全国生中継される(=けんてぃーと知念君の絡みが見たい)ので、勇気を振り絞って、劇場に行ってきました。

そして、見てきた感想としては、

「あれ?思ってたよりは楽しめたよ??」という感じでした。

星5点満点でいうと、☆2を覚悟して行ったら、☆3~3.5はあったかなーという印象です。

(↑元々期待値が全くなかったものでして)

前半は特にラブコメ色が強くて、

世間知らずのお嬢様が普通の生活に溶け込もうとする様子が、滑稽に描かれているんですね。

例えば、学校への行き方もわからないし、

料理すると紫のスープ使っちゃうし、具材も6500円のオマール海老とか常識はずれだし、テストの話が出たら、「テスト?何それ美味しいの??」状態だし。

よく言えば天真爛漫でポジティブ、悪く言えば脳内お花畑。尚先輩のことも「顔が好きで、何が悪いの?」と真っ直ぐ一直線。

特に、最初は尚先輩に「嫌い」と言われていたカリンちゃんが、次に「嫌いじゃない奴なら誰でも抱けるんだよ」的なことを言われて、「やったー!「嫌い」から、「嫌いじゃない」にランクアップしたー!」と喜ぶ姿は、思わずクスっとしてしまいました。

いや、そっち?みたいな。

でも、そんなカリンちゃんに、尚先輩も次第と絆されていきます。

ただ、前半はコメディチックで楽しかったのに、後半でリンリン巻き込んでの三角関係が始まった途端、一気にテンポが悪くなる……。

そして、私のツッコミが激しくなる(汗)

いやいや、「人を拉致しておいて、いきなり離婚しろって??」とか、

どんなに「嫌い」と言われてもイケイケだったカリンちゃんが、何で簡単に引き下がってるのとか、

急にイケメン尚先輩から、虐待という重い過去が出てきたりとか(突然だなオイと思った)、

何で幼なじみ慰めるのに社交ダンス踊ってるの?とか(美女と野獣か!)

コメディやりたいのか、ラブロマンスやりたいのか、何だかよくわからない事になっていきます。

(そういう時は、魔法の呪文「少女漫画だから仕方ない」と唱えると、多少はやり過ごす事ができます)

そして、もう一つの大誤算。

それは、私が知念担だったことです。

いや、だってけんてぃーには悪いんですが、どう考えても知念君のリンリンの方が良い男なんですもの。

二人ともイケメンなので顔は除くとして、

・優しくて、頼れそう

・小さい頃から一途に想ってくれる

・人の変化を敏感に気づいてくれる

・何より金持ちだから、将来の生活が安定しそう(現実主義でゴメンなさい)

そう、こんなに良い男なのに、主人公一切相手にしてくれないんですよ!なんて不憫……。

最後、リンリンが尚先輩の背中を押す時に、ボソッと言うんですよ。

「俺はずっとずっと好きだった。だから、わかる。俺を選ばないって」

超しんどくないですか??

思わずリンリンに涙…でしたよ。

そんな訳で、最後は主人公カップルではなく、リンリンに思い入れてしまった私なのでした。

ああ、リンリンに幸せになってほしい……!

あと、もう一つ苦言を残すなら、最後の主題歌JUMPちゃんじゃなくて、セクゾの方が良かったように感じました(JUMPオタですけどね)

だって、

「最初で最後の恋を始めようよ」とか、

「僕らはただ幸せになるために生まれてきた」

とか、明らかに歌詞が尚先輩とカリンちゃん目線で、リンリンが余計に切ない……。

まあ、この辺のことは、恐らく大人の事情というやつが思いっきり関わっている気がするので、あまり触れないでおきます。

それからおまけですが、舞台挨拶のトークも楽しかったです!

登場時、けんてぃーの時は「キャー」なのに、知念君が出てきた時は、ファンも「可愛い」の嵐だったのがツボでした。

そういえば、劇中で二人が対峙したシーンでも、ちいちゃん「小さい」「可愛い」という周りからの声がもれてて、まさにマスコットキャラみたいですね。

舞台挨拶ではファンからのお願いに答えるという無知ぶり企画をやっていましたが、けんてぃーが甘々なセリフを吐いたり、投げキッスしたりと、王子様キャラ全開でさすがだなと思いました。

知念君も普段甘いセリフを言うキャラではないのに、すごく頑張っていましたよ。

私が一番好きだったのは、ブルゾンちえみを3人でやった件。

全員美男美女だからこそ、見事にハマッてて良かったです。

以上、みせコドレポでしたー。

今から名古屋行って、今度はJUMPのライブ見てきますー(←この記事は電車の中で書いていました。何せ3時間30分かかるので)。

思いっきり盛り上がるぞー!!

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