嵐が活動休止するという衝撃

最初にお断り。

普段は他グループの事に外野グループ担が口を突っ込むべきではないと思っているので自粛しているのですが(←自分も他担からとやかく口出しされるのは嫌なタイプなので)、

今回の一件にはさすがに私も動揺しているので、ここで気持ちを吐き出させてください。

外野を気にされる方は読まないことをオススメします。

その一報を見たのは、昨日の夜、仕事を終えて、一息Twitterを見た瞬間でした。

「2020年から嵐が活動休止する」

最初にその記事を見た時、思わず「え……」と言葉を失いました。

心のどこかで、嵐は永遠に「あり続ける」ものだと思っていたからです。

でも、現実は違いました。やっぱり永遠なんてないですね。

私達ジャニオタにとって、嵐は絶対的アイドルだった。

テレビでは毎日のように嵐の番組が放送され、メンバー全員がドラマや映画で主役を張り、シングルは年間オリコンランキングの上位に入り、ファンクラブの会員数は驚異の230万人超え。

まさにアイドル界の王者でした。

それでいて、メンバー全員の仲も良く、全員が全員優しい人。

先輩に対してはちゃんと礼儀正しく、後輩は可愛がってくれて、コミュニケーション上手。

嵐担ではない私から見ても、嵐の生き方は理想のアイドルの形だと思って、憧れていました。

だから、ずっとずっと続くと思っていました。

果たして、一体誰が想像したでしょうか。

その裏で、普通の人間の生活がしたいと苦悩する姿を。

個人としては非常に寂しい反面で、正直なところ、この休止を引き止めるのは出来ないと思うんですよ。

だって、アイドルはあまりにも制限が多すぎる。ぶらりとオープンに外出できないし、恋愛しただけで叩かれるし、発言の一つ一つに慎重にならないといけない。

でも、アイドルだって普通の人間です。一回限りの人生、自由な生き方をしたいと望む気持ちはよくわかります。

たまたま今のジャニーズは彼ら自身がアイドルであることを望んでくれたからこそ在るのであって。

だからこそ、ファンは彼らのことを応援できるのであって。

そこから抜け出したいと言われたら、もうファンは頷くことしかできない。

だってアイドルの人生は、そのアイドル自身のものだもの。

他人が口出しできるものじゃないよね。

しかも、ファンが一時の別れを受け止めきれるように、2年間も期間を用意してくれて、ドーム50公演という怒涛の場も用意してくれた。

ここまで最後の瞬間までアイドルを全うしてくれたら、もう何も言えません。

でも、一方でファンの方の気持ちもすごく理解できる。

・悲しくて絶望してしまう人

・彼らの決意を何とか受け止める人

・暴言を吐いてしまう人

・無謀な署名活動という行為に出てしまう人

ファンの反応は様々で、でも共通して言えるのは、それらはすべて「好き」という感情に直結しているということ。

だって、ファンは元からメディアを通してしか好きなアイドルには会えなくて、そしてその好きな人に会える場が奪われるんですから。冷静でいられる訳がない。

また、どんな反応であれ、その大切な気持ちを否定する権利は誰にもない。

だから、嵐担の皆さんは、どんな負の感情であれ、無理せず、自分の気持ちを正直に吐き出してください。

私は外野の人間だから、その気持ちに寄り添うことしか出来ないけど……

どうかその辛い気持ちが少しでも安らぐように、話を聞いてあげられたらと思います。

１人で溜め込むことだけは絶対しちゃ駄目だよと、これは長年ジャニオタやってきたオバチャンからの助言です。

はー、この記事書きつつも、まだ嵐がいなくなるという実感がどこか掴めません。

でも、2年後には活動休止するんだよね…。

私の友達(←元スマオタ)がよく口癖のように言うんだけど、

「いつ大切な人がいなくなるかわからない」

「好きな人には会えるうちに会っとけ」

という言葉の重みを改めて痛感しました……。

好きなアイドルを愛していられる時間は、一生の中で本当に短い。

今回のようにアイドル側の心が変わることもあるし、逆にファン側の心が変わることだってある。

アイドルとファンの関係性って本当に儚い。

かつて私が好きなアイドルからこんな言葉があった。

「永遠なんてないと思う。

(中略)

お互いに、いつかは無くなる存在だからこそ、せめて一緒にいられる時間だけは、最高に楽しませてあげたいと思うんだよね」

ファンだってそうだね。

いつか好きなアイドル達が自由な道を選んだとしても後悔のないように、応援していきたい。

もちろんずっと一緒にいられることが理想だけど、それぞれの人生に何があるかなんてわからないから。

そんなことを色々と考えました。

嵐の活動休止までのタイムリミットはあと2年。

それまでに、どうか嵐を好きな人が１人でも多く、彼らに会えますように。

そして、「また会う日まで」の約束を、全員で誓いあえますように。

一ジャニーズ好きな仲間として、嵐とファンの皆さまの幸せを心より願っています。