萌ちゃんと光君を見ていると、息の合った姉妹みたいで、傍目で見ていると微笑ましくなります。
そして、ミタゾノさんはというと、いつも通り神出鬼没で家庭のヒミツを探っていましたね。
最後畳みかけるように、全員のヒミツをバラすシーンでは、ミタゾノさんが非常にイキイキしてて楽しかったです。
(※いつも通り完全ネタバレですので、未見の方はご注意ください)
舞台は裁判所。
そこでは、宝石強盗事件の裁判が行われていました。
容疑者は挙がっており、彼の自宅からも盗まれたと思われる宝石が見つかっているようですが、本人は犯行を否定しているといった状態です。
また、犯行に使われた金属バットもまだ見つかっておらず、決め手に欠ける様子ですね。
怒った店主が声を荒げると、裁判長は厳しい声で「お黙りなさい!」と一喝しました。
はい、彼こそが今回のキーマンである玄角厳吾裁判長です。
その言動から見てもわかるように、どうやら平等かつ公平な裁判を重んじた裁判長であるようですね。
法の女神と呼ばれているテミス像について語り始めます。
右手の剣は法の厳格さ、左手の天秤は法の公平さを表していると。
でも目隠ししているのは先入観を持たないようにということなんですね。
そんなテミス像の紹介をした後、でも
「そもそも人を裁くには、真実から目を背けてはいけません」と告げるミタゾノさん。
第4話を最後まで見終わった後でこのミタゾノさんの言葉を思い出すと、
今回の物語を上手く象徴している表現だなーと思いました。
そんな訳で、「家政夫のミタゾノ リーガル編」のスタートです。
さて、むすび家政婦紹介所の所長の指示で、今回ミタゾノさん・光君・萌ちゃんの3人は、玄角裁判長の家に派遣されることになりました。
この玄角裁判長ですが、萌ちゃんによると、実は現役の裁判官、どんな不正も許さない、温情なしの裁判官のようです。
ちなみに、萌ちゃんは新聞を読んで詳しくなったそう……好奇心旺盛ですね。
そんな玄角裁判長ですが、
扱っている宝石強盗事件の結審が明後日なので、明日はよりピリピリしてそう。
その話を聞いた光君が、一瞬で顔を引きつらせます。
「あぁ~ヤダなぁ~。失敗したら怒られそう……」って、本当に嫌そうな表情を浮かべるのですが、もう失敗ありきなところが可愛いですね。
(まぁ、確かに何か光君やらかしそう笑←でもそこが愛おしい♡)
こんな書類あったんですね~。
2.職場での暴飲暴食は禁止。
3.家政婦同士の派遣先の情報を漏洩するのは禁止。
4.税金はしっかり納める」
いやー、自由でのびのびした職場ですね。
「赤信号、皆で渡れば怖くない」
ミタゾノさん、上手いこと言いました(笑)。
すぐ納得しちゃう光君がアホ可愛いです。
さて玄角家では、息子の公平君が寝坊して朝食の場に遅れてきたことで、朝から激怒した玄角さんが雷を落としていました。
公平君が少し反論しようものなら、「お黙りなさい!」と叱り飛ばし、罰として朝食のおかずも没収です。
躾の為とはいえ、厳しすぎますし、母も娘も気まずそうな顔をしています。
こういう家庭だと、常に空気が息苦しそう……。
一方、娘の正子に対しては甘い評価ですね。
ですが、「もう少し成績が上がればお父さんのようになれる!今は勉強に集中しなさい」とこちらも強いプレッシャーをかけてきます。
さらに、奥さんには、勝手に変えたカーテンが派手すぎると恫喝します。
玄角家は、まさに文字通りの厳格な家庭なのでした。
現われたのは、ミタゾノさん、光君、萌ちゃんの3トリオです。
こうして3人が並ぶと、身長差がスゴいですね!
実はギックリ腰で家事が出来なくなった奥さんが、玄角さんに黙って家政婦を依頼したのですが、
「家政婦を依頼したと知られたら、贅沢な暮らしをしてると誤解される」と、玄角さんは激怒して追い返そうとします。
その矢先、庭で「クソ裁判官一家」とクレヨンで書かれたシーツが発見されました。
「変な噂が立てられてしまう」と急いでシーツの処分を指示する玄角さんに対し、ミタゾノさんは持ち前の家事の裏ワザを使って、あっという間にクレヨンを落としてみせます。
さすがミタゾノさん。素晴らしい手際の良さですね。
そんなミタゾノさんを見た玄角さんは、改めて家政婦を雇うことに心変わりしました。
ただし、目立たないようにとの条件をつけて。
その電話の会話によると、どうやら落書きだけではなく、他にも今朝嫌がらせメールが送られてきたようです。
メールの本文には
「玄角厳吾に関する不正を握っている。
公表されたくなければ、有罪判決を下せ」
という内容が書かれていましたが、玄角さんの心は全く揺るがない様子。
ちなみに、宝石強盗事件は犯人と確定できない為、玄角さんは無罪判決を下す予定だったようです。
そこへ、掃除の為に、光君と萌ちゃんが入室します。
光君は「ああいうイタズラ書きって多いんですか?」と聞くと、
裁判中に嫌がらせを受けることは、そう珍しくないと答える玄角さん。
住まいも、定期的に移動しており、この家も借家だそう。
言われて、すっかり家中見渡してきょろきょろしてる光君可愛い。
光君は子供なのかしら(笑)。
それにしても、裁判官って大変なお仕事なんですね。
「えぇーー!!!」とわかりやすく驚く光君。あぁ、やっぱり光君は可愛いですね~。
で、萌ちゃんの推理は、「強盗事件の被害者の店主が怪しい」と。
前回の公判中に怒られたのを逆恨みして、こういうイタズラ書きをしたのではないかと推理します。
ですが、そこへ現れたミタゾノさん。
「犯人は、家の中にあるシーツをどうやって手に入れたのか?」
つまりその答えは、イタズラ書きの犯人が玄角家の人間であることを示します。
そう推理を進めた萌ちゃんでしたが、玄角さんは激怒し、
「うちは裁判官の家だ。不正に手を染める人間などいるはずがない!」
と真っ向から否定しました。
その頃、弟の公平君は姉の正子さんから携帯を借り、トイレの中にこもって自宅に電話をかけていました。
「お前の家はクソ裁判官一家だ」とイタズラ電話をする為ですね。何だか子供のイタズラだなーと。
ですが、すぐさまトイレの鍵が開き、そこへ現われたのはまさかのミタゾノさん。
相変わらず行動が早いですね(笑)。
さらに公平君の指先がクレヨンで汚れているのを見つけ、先ほどのイタズラ書きの犯人も公平君だと指摘しました。
さすがの観察眼ですね。やっぱりミタゾノさんの目はごまかせないなぁ~。
ですが、公平君が「俺じゃねーよ。ブス!」と反論を。
その瞬間、ミタゾノさんが珍しくキレました。
ミタゾノさんでも感情を露わにすることもあるんですね。
顔と舌打ちが怖い。この人だけは絶対怒らせたくない人だなーと思います。
公平君もさすがにそのピリついた空気を察したのか態度を変え、
「お願いだから、お父さんには言わないで」と頼んできました。
イタズラ書きのことをヒミツにする代わりに、ミタゾノさんは罰として、公平君に家事をさせることにしたんですね。
さらに、公平君の弱みを握るかのように、萌ちゃんが見つけたタオルには、「もう二度とイタズラ書きはしません」という公平君の直筆の文字が書かれていました。
まさにミタゾノさんらしいやり方です。
ですが、一歩外に出た途端、奥さんは派手な格好に早変わり。
さらに若い男と密会し、高級品をプレゼントしていました。
すごいキャラの変わりようですね。まぁ厳しい家庭内にずっといると、鬱憤が溜まってるんでしょう。
ですが、そんな秘密を隠し通せる訳もなく、突然背後から現れたのは、やっぱりミタゾノさん。
いきなり怖~、私もビックリしました。
驚く奥さんに対して、ミタゾノさんは、「洗濯物が飛ばされたので追いかけてきたらここまで来ました」と。
すごい言い訳ですね。
いつからミタゾノさんは、奥さんが怪しいとわかっていたんでしょうか??勘が鋭くて感心します。
さらに奥さんに高級時計の請求書を渡し、奥さんの秘密を握っていることを示唆するのでした。
その頃、萌ちゃんが家で掃除をしていると、過去の裁判の資料が入った倉庫を見つけました。
そこで、うっかり血がついたバットを発見してしまいます。
まさかの展開ですね。
「ミタゾノさんも萌さんも、何やってんだよ!真面目に働いてるの、ボクだけじゃん」
とグチグチ拗ねながら、玄関を掃除していました。
光君、真面目に働いていてエライよ~!ヨシヨシしてあげる♡(笑)
と、そこへミタゾノさんが帰ってきます。
さらに、慌てた萌ちゃんが、ミタゾノさんに血のついたバットのことを報告。
バットのカバーの名前を見ると、それはどうやら正子さんの物のようでした。
と、偶然正子さんのバットを見つけ、何やら思い当たる節があるのか、
慌ててバットを持ったまま部屋を出ていきました。
とっさに押し入れの中に隠れていた3トリオが可愛いなー。
ちょっと窮屈そうなのも良い。
この中でどんな会話をしていたのか気になりますね。
「やましいことがあるのではないか?」と推理する萌ちゃんに対して、
光君は「裁判官の家族が犯罪に手を染める訳がない」と否定派の様子です。
と、ミタゾノさんが、クローゼットの中から勝手に奥さんの服を持ち出してきます。
普段の奥さんのイメージとはかけ離れた派手目な洋服、さらに、ポケットから出てきたのは「しのび愛(不倫映画)」のチケット。
萌ちゃんも光君も、奥さんが不倫していた事を悟ります。
「もしかしたら、お嬢様は宝石強盗犯なのかも?」と怪しむ萌ちゃんに対し、
光君は「あんな真面目そうな子がそんな筈ない」と即座に否定します。
光君の目って、本当に純粋だなぁ~。
ですが、ミタゾノさんは一人「クソ裁判一家ではなく、ウソ裁判一家」と鼻で笑うのでした。
その頃、玄角さんは嫌がらせのメールにあった「不正」の言葉について、
「まさか……」とバットを見ながら思い悩むのでした。
と、そこへミタゾノさんが電球の交換に現れます。
ミタゾノさんが作業を始めると、タイミング悪く鳴り出す電話。
ミタゾノさんは手が塞がっているので、玄角さんにエプロンの中から電話をとるように頼みました。
そして、玄角さんは驚きます。
スマホの待ち受けに映っていたのは、なんとジュエリーショップの前で、正子さんが立っている写真。
そのジュエリーショップとは、あの宝石強盗事件が起きたお店と同じ。
実はこのスマホ、トイレでミタゾノさんが拾った(公平君から取った)のに、まだ正子さんに返していなかったようで。
ミタゾノさんは策士ですね。
「付着した血液の汚れは消毒用のオキシドールを使うと、綺麗な取ることができます」と思わせぶりなことを言い残し、その場を後にしたのでした。
バットを見て、さらに宝石強盗事件の資料を見て、玄角さんも「まさか……?」と正子さんへの疑いを深めます。
そこに現れたミタゾノさんは、持っていた正子さんにスマホを返しました。
「中身見てないよね?」と確認する正子さんに、「もちろんです」と言いますが……
絶対ミタゾノさん見たよね?むしろ片っ端から確認してるよね??(笑)
相変わらず信用できない人です。
子供を思う気持ちとはいえ、なかなかに際どい事をやりますね。
と、そこには
「今日は最高の宝物をゲット!もう後戻りはできない!」
という正子さん(J正子)の投稿が残されていました。
投稿された時刻は「4/20 23:01」、まさに宝石強盗事件が起きたすぐ後の時刻でした。
否定しようとすればするほど、逆に玄角さんの疑念はどんどん深まります。
萌ちゃんは自分の推理に自信を持っており、正子さんが宝石強盗事件の真犯人だと思っています。
根拠は二つ。
①カレンダーの13日の欄に「ファイト!」と書かれている
⇒明日は宝石強盗事件の判決の日なので、お嬢様にとっても勝負の日になる。
②カレンダーの宝石強盗事件の日の欄に「御徒町へGO!」と書かれている
⇒何かしら事件に関わっているに違いない。
確かに的を得た推理ですね。
と、そこへ正子さんが帰宅しました。
先ほどの話を止め、慌てて顔を繕う光君と萌ちゃん。何だかんだ息ぴったりです。
この2ショット、やっぱり姉妹みたいですね。
正子さんは「先にお風呂に入ってくる」とその場を去りました。
扉の向こうにいる正子さんへ向かって、たまたまPCを見たこと、そして何か隠し事があるんじゃないか?と問いかけます。
ですが、お風呂場の中から現れたのはミタゾノさん。
今回のミタゾノさん、毎度絶妙なタイミングで現れますね。
そこへお風呂を入りに来た正子さん。
すっかりタイミングを逃してしまった玄角さんは、即座にその場を立ち去るのでした。
夕飯の場は、すっかりどんよりした重い空気に。
実は皆玄角さんに黙って不正して、ミタゾノさんにバレてしまったんですもんね。
唯一まともだったのは玄角判事ただ一人だけ。
「玄角判事が気の毒で見てられません」という光君に対し、
「見てんじゃん!」という萌ちゃんのツッコミがナイスすぎて面白かったです。
ですが、ミタゾノさんがこんな美味しいシチュエーションを放っておく訳がありません(笑)
食欲がわかないのならと、「らくがき犯」「J正子」「フリン」というケチャップ文字の書かれたオムライスを机に置いてきます。
ミタゾノさんの腹黒さが全開で恐いです。
家族はバレないように、慌てて必死にオムライスをかきこみました。
お嬢様の部屋の前に落ちていたアクセサリーを差し出します。
それを見た正子さんは、一瞬にして表情を変えます。
「J」は全く正子さんのイニシャルとは関係ない文字。
「Jって何のJ?」と首をかしげる皆に、「ジャパンのJ?」など次々候補を挙げる中、
ミタゾノさんからまさかの「8時だJ!」
いやー、懐かしいネタ来ましたね(笑)
前回に引き続き、こういうパロディー大好きです。
と、萌ちゃんが「もしかしてジュエリーのJ?」と推測しますが、正子さんは慌てて「宝石が好きなの」と話をはぐらかそうとします。
ですが、すっかり正子さんが強盗犯と関わっていると勘違いした玄角さんは、
完全にご立腹です。
居たたまれなくなった正子さんは、逃げるようにその場を後にしました。
正子さんは自室でヒロという人間に電話をかけ、お父さんの様子がおかしいこと、バットが見つからないこと、
そして、明日正直に話すことを打ち明けました。
ですが、その会話をドア越しに聞いていた玄角さん、もはや完全に疑念を確信へ変えてしまったようでした。
究極の二択ですね。あれだけ厳しかった玄角さんも、相当悩みを深めているようです。
そこへ光君がデザートを持って、部屋に入って来ました。
と、偶然光君は哺乳瓶やガラガラなど、赤ちゃん用のグッズを発見します。
未だに保管していることを称える光君に対し、
玄角さんは「親にとっては、子供はいつまでも子供なんだよ」と言いました。
厳しい人ですが、実は子供思いの一面も持っていたようです。
そんな玄角さんへ、光君はこう返しました。
「子供にとっても、親はいつまで経っても親ですよ。
でも強がっちゃうんですよね。
なんか困ったことがあっても、親には頼りたくないってか」
優しくてピュアな光君の言葉が、厳しかった玄角さんの心にも響いたようでした。
萌ちゃんから「公平君も将来は裁判官になりたいの?」と聞かれますが、公平君は「裁判官なんて正しいものばかりでつまらなさそう」と否定します。
「正しくいることに縛られていると、大事なことまで見失ってしまいますもんね」
ミタゾノさんの言葉が重いです。
「明日のことは全てお父さんに任せなさい」
そう玄角さんは言いました。
正子さんの言い分は何一つまともに聞いてもらえません。
これだと正子さん自身が可哀そうです。
いつものように、皆で「玄角一家の件スゴイわねー」と騒いでいます。
確かに娘が強盗して、息子がいたずら書きして、妻が不倫してって、なかなかすごい家庭ですね。
果たして明日の裁判はどうなるのか??
正しく裁くのか、娘を守るのか。
光君は自分の目で確かめたいと、裁判傍聴の為に半休をとることにしたそうです。
バットの血をオキシドールでぬぐい、部屋の奥の方に隠します。
裁判官としてではなく、父として生きることを決めたんですね。
玄角さんの気持ちはわかるので、何とも言えない気分です。
今回の家事情報は3つ。
①布についたクレヨンはアルコールスプレーで落とす。
②血の付着を取るには消毒液を使う
③お風呂のカビは50度のお湯をかけると死滅する
「あまり正しさにとらわれすぎるのも息が詰まってしまいます。たまには遊び心も必要ですよね」と、筆で玄角さんの頬をくすぐって遊ぶミタゾノさん、楽しそうですね(笑)
さて、結審当日。
傍聴席で「すごい!ドラマみたい」という光君は、すっかりミーハー心丸出しです。
顔が可愛いですね~。すっかりテンションが上がってて微笑ましくなります。
ちなみに後ろには萌ちゃんもいました。実は傍聴マニアらしい。
確かに推理好きな萌ちゃんなら、傍聴マニアというのも納得です。
完全に娘を守る父の顔になっていますね。
いつもの厳格さはどこへやら、理不尽な展開でビックリです。
と、弁護士は緊急に新たな証人を呼ぼうとします。
そこで挙手したのは、まさかのミタゾノさん!?
えぇぇぇーーー!!いつの間にいたの??とビックリです。
弁護士に「真犯人に関する証拠は?」と聞かれ、ポケットの中からスマホを取り出します。
そこに映っていたのは、何故か覆面を被ったミタゾノさん。
事前の打ち合わせと全然違う流れに、弁護士はビックリです。
「ミタゾノさん、一体何しに来たんですかね??」という光君の言葉に同意です。
そう、これがミタゾノさんの目的だった訳ですね。
そして、そこへやってきた玄角一家の方々。
はい、今回もミタゾノさんによる家庭崩壊の始まりです。
実は不倫相手が弁護士だったことが判明し、さらに「遊びだった」と言われてしまう奥さん。
思わず泣き崩れてしまいます。
そんな奥さんへ、ミタゾノさんから渡されたタオルには、
「もう二度といたずら書きはしません」と公平君の直筆が。
ここで、あのいたずら書きの犯人が公平君だったことが知れ渡ってしまうんですね。
さらに疑いの視線は、娘の正子さんにも向かいます。
ゴルフバッグの中に、真犯人に関する証拠があるに違いない。
そう考えた弁護士さんは、玄角さんの制止を振り切って、ゴルフバックを開けます。
と、そこには「ジャスティス正子」という大量のビラが入っていました。
そう、「ジャスティス正子」とは、正子さんのこと。
正子さんは、本当は裁判官じゃなくて、女子プロレスラーを目指そうとしていたんですね。
ずっと悩んでいたようですが、御徒町のコスプレショップで買って決意したそうな。
はい、あの写真はジュエリーショップではなく、プロレスショップが目的だったようでした。
ちなみに、昨日の電話の「ヒロ」はディザイア―博子のひろだったらしい。
バットに血痕があったのも練習のせいだったんですね。
ですが、ここで一つ問題が。
では、あのいたずらメールは誰が送ったのか?
と、そこへ一斉に全員の携帯にメールが届きます。もちろんミタゾノさんの仕業です。
そこには「野川真一検察官より」という文字があり、玄角判事を脅していたのは野川検察官だということが判明しました。
激怒する玄角さんに対し、野川検察官はまさかの逆ギレ。
そして、暴露した玄角さんの秘密とは……
うわー、見たくなかった(汗)
壊れたファスナーの直し方を教えます。
「どんなファスナーでも使っているうちに、一つや二つは間違った方向に曲がってしまうものですからね」
言葉の一つ一つが重たいです。
と、そこへ公平君が「お黙りなさい!」と父の口調を真似して一喝。
そして、本音を告白します。
本当はお父さんのような裁判官になりたかったと。
でも、正しいことばかり押し付けてくれるお父さんが嫌いだったと。
家族の心からの必死な訴えを聞いて、玄角さんも心を動かされたようです。
常に正しい裁判官でいることが苦しくて、誰かに甘えたくなってしまったんだと。
(だからといって、赤ちゃんプレイにはビックリですが笑)
そして、これまでの事に対して、家族に頭を下げ、不正を隠す為に、有罪判決を下そうとしたことを全員にお詫びする玄角さん。
常に厳格な裁判官ではありましたが、根は真っ直ぐな人だったんですね。
すると、被害者にも玄角さんの思いが伝わったようで、容疑者が自ら罪を自白しました。
何はともあれ、上手くまとまって良かったです。
ジャスティス正子がSNSに載せている写真には、楽しそうな笑顔の玄角一家が。
デビュー戦では負けてしまったジャスティス正子でしたが、家族が応援に来てくれたようで、温かい絆が感じられました。
良い形で家族の関係性を修復できて、一件落着です。
「前に一度、赤ちゃんパブで見かけたことがあって」と答えるんですが、
え、ミタゾノさん赤ちゃんパブ行ったことあるんですか!
最後の最後で、驚愕の新事実でした(笑)
というわけで、今回も予期せぬ展開だらけで面白かったです。
怯えるミタゾノさんが楽しみです!