今回はアホドラマ第9話の感想です。
いよいよドラマも終盤ということもあり、ようやくゆりちゃんとの関係に決着がついた回でした。
ここまで本当に長かった……ゆりちゃん、よく頑張りましたよ。
それから、登場するアホもついにラスト。
最後というだけあって、またもや普通の枠を超えたアホがやってきました。
何故かサバゲーという超不思議展開となりましたが、
こたさまのサバゲー姿はとってもカッコ良かったです。
という訳で前置きはこれぐらいにしておきまして、早速ドラマの感想を書いていきますね!
(※いつもながらストーリー完全ネタバレですので、未見の方はご注意ください)
●前回から5年後の小太郎君
さて、前回の終盤で、ゆりちゃんが経理として会社に入社ましたが、それから5年後の話です。
いきなり時空軸めっちゃ飛びましたね(笑)
まぁ、のんびりやっていたら、話が終わりませんもんね(笑)
小太郎君が立ち上げたOFFICE miniでは、新しいおもちゃがヒットし、こたさまは若き経営者として、取材を受けていました。
社長の風格が出てきました小太郎君もカッコいい!スーツがとてもよく似合っています。
実際知念君がアイドルやってなかったら、こんな感じでバリバリ仕事をこなしていたんだろうな~。
そんな小太郎君を後ろから見つめるゆりちゃん。
「5年間ずっと仕事ばかり……」と、ゆりちゃんは小太郎君の実家でやけ酒を飲んでました。
って、この2人、5年間何も進展なかったんかい!(滝汗)
小太郎君も大概ひどい男ですが、あのグイグイなゆりちゃんがよく5年も待てたな~と驚きです。
一方で、チャンワンはいつの間にか日本語ペラペラに……。
そりゃ5年もあれば成長します(笑)
その頃、小太郎君はオジさんと会っていました。
まだ延暦寺にこだわっているのかとオジさんに問われた小太郎君、5年前の敗北をずっと根に持っていたようですね。
そして今なら同じ土俵で戦える、いつの日か勝ってみせると覚悟を新たにします。
新入社員時代に比べて、この5年で成長したようです。
そんな小太郎君が次に新しく開発しているおもちゃは、「後光ライト」
背中につけて、空中に後光みたいに映像を投影するそうです。
このおもちゃを使って、ジェスチャーを披露する小太郎君が可愛い。
身振り手振りが無邪気で、まるで童心に帰った子どものようです。
オジさんからも「面白そうじゃないか」と言われ、にっこにこの小太郎君です。
「だがな……」と、オジさんは続けます。
「世の中にはお前が会ったことのないようなタイプの人がいる。何を考えているかわからない、宇宙人みたいな人だ。そんな人と仕事をするようになったら大変だぞ」
で、出た~~~。
オジさんがこういう不吉な予言をすると、大体的中しちゃうんですから……(汗)
一方、小太郎君はというと、「皆同じ人間同士だし、理解できない人間なんていないさ」と、またもや楽観的です。
小太郎君、いい加減学ぼう。
オジさんの言葉は100%当たるんだ(笑)
そんな訳で、今回は「宇宙人アホには××せよ!」の回です。
●宇宙人アホ現る
さて会議の場で、小太郎君は依頼していた技術者から、
後光ライトに必要な空間投影技術が開発できなかったと告げられました。
ボツになったらマズいと焦る小太郎君に対し、この技術が開発できるのは、世界でもセージ・イグチさんだけと言われます。
ただ、その名前を聞いた小太郎君は浮かない表情です。
セージ・イグチさんとは、現代のアインシュタインと呼ばれている世界の物理化学者だそうです。
「アポとってみようよ」と提案したゆりちゃんの言葉を受け、小太郎君はイグチさんと会うことになりました。
待ち合わせの場で、「どんな人なんだろ~」と話す小太郎君とゆりちゃんの前に現われたのは、セグウェイを使って移動する宇宙人アホなのでした。
って、変な格好にもほどがあるわ!
イグチさんを見ているこたさまの目が完全に引いてる~。可愛い~。
新たな生物を発見したチワワみたいですね。
早速小太郎君はイグチさんに、後光ライトの技術開発を依頼します。
イグチさんから返ってきた答えは「可能」だと。
喜び、早速契約を進めようとする小太郎君ですが、その言葉を遮り、イグチさんは「貴方の名前は長いので、小松崎さんと呼びます」といきなり意味不明な事を言い出します。
は、はぁ……余計に名前が長くなっているような気が……。
さらに、イグチさんは「私はクリエイトできる人とクリエイトして、クリエイティブな世界をクリエイトしたい」と言い出しまして。
イグチさんの言葉がもう全く理解できませんね。天才すぎると行動も奇怪になるのでしょうか。
小太郎君も完全に困った顔を浮かべています。
そして、いきなり「一緒にサバイバルゲームをしませんか?」と話を持ち出してくるイグチさん。
何とか企画を成功させたい小太郎君が断れるはずもなく、結果「やります」と答える小太郎君なのでした。
●初めてのサバゲー
さて、社に戻った小太郎君はサバイバルゲームについて調べます。
サバゲーについてどうするべきか考える小太郎君に対し、ゆりちゃんの言葉は全く耳に届きません。
そして服装一式を揃え、サバゲーの舞台に出向く小太郎君。
って、完全に猛獣の檻の中に放り込まれたチワワの絵ですやん!
一人だけちっちゃくて可愛くて、こんな危険地帯に放り込んだらあかんやん!と母性が爆発してしまいます。
早速サバゲーが始まりますが、素人の小太郎君は銃を持ったまま、ほとんど身動きできません。
案の定というか、開始早々に撃たれてしまい、離脱となるのでした。
呆気なくやられてしまった小太郎君を見て、クリエイトできなかった様子のイグチさんは、「君とは仕事をしない」と切り捨てるのでした。
さらに、サイトーとは仕事を組むといわれ、よりいっそう小太郎君は沈むのでした。
社に帰ってきた小太郎君は、イライラモードです。
そんな小太郎君に対し、ゆりちゃんは「私たちの関係って何?」と切り出します。
5年も放っておかれて、ついに我慢の限界に来たんですね。
ですが、全く繊細な乙女心を理解しない小太郎君は、今はそんな余裕はないと切り捨てました。
うわ……いくら仕事に夢中になっているとはいえ、小太郎君もなかなかに最低ですなぁ。
仕事終わり、とある居酒屋で意気消沈している小太郎君。
そこへチャンワンとその彼女がやってきます。
話を聞いてもらうと、チャンワンの彼女が再びイグチさんとの場をセッティングしてくれると言ってくれました。
どうやら彼女さんは、イグチさんとよくサバゲーをやっている関係だそうですね。
そうと決まれば、もっと強くなることが必要ということで、チャンワンの指導の元、打倒イグチさんに向けて小太郎君の猛特訓が始まりました。
って、ここからのシーン、完全にドラマのジャンルがスポコンものに変わりましたね。
小太郎君ってこれでも一社長ですよね??何やってるんですかい??(混乱)
うん、小太郎君がこのドラマで一番のアホだということは、よくわかってました(笑)
●ゆりちゃんとの亀裂
特訓が終わり、疲れて社に戻る小太郎君。
すると、小太郎君の机の上には、ゆりちゃんからの退職届が置かれていました。
ゆりちゃんも自己中心的なところがあるので、好きなタイプではないのですが、今回ばかりはゆりちゃんに100%同情します。
そりゃ小太郎君からここまで粗雑に扱われていたら嫌にもなりますわな。
ですが、その手紙を読んだ小太郎君は、ショックを受けた表情をしていました。
全話見た今だからこそ思うんですが、小太郎君が自分の気持ちに気づいたのもこの瞬間だったのかなーと。
これまで仕事一本でやってきた小太郎君にとって、ゆりちゃんの存在がいかに大切だったのか、いなくなってようやくわかったのではないでしょうか。
●サバゲー決戦日
さて、迎えたイグチさんとの再戦日。
そんな小太郎君の前に現われたのはゆりちゃん。どうやらイグチさんの元に行ってしまったそうです。
悲しそうな顔をした小太郎君を見ると、私も切ないです……。
そして、イグチさんと小太郎君の戦いが始まります。
って、小太郎君のチーム名「158」なんですね。ネーミング、めっちゃ可愛いじゃありませんか!!
ただチームジーニアスに比べて、全体的に弱そうですが(笑)
そして、ついに決戦の幕が開きました。
前回の何も知らなかった小太郎君と違い、どうやら特訓の成果が出ているようです。
ちなみに、チャンワンと彼女さんは一瞬でやられました。弱っ。
そんな小太郎君の前に現われたのは、激怒MAXのゆりちゃん。
「死にさらせ~!」って闇落ちしすぎでしょ、この子(汗)。
まぁ、ゆりちゃんの恋心を利用しすぎた小太郎君が一番悪いっちゃ悪いのですが……。
でも、一方的に恋心を伝えておいて、振り向いてくれないからと逆ギレするのも何か違うなぁ……と思うんですけどね。
●小太郎君のスタータイム
絶体絶命に陥る小太郎君の目線には、ゴミ袋がありました。
そこで、チャンワンとの居酒屋での会話を思い出します。
手羽先よりハツ。
小手先よりハート。
↑えぇっ、そんなダジャレありですかい(笑)
何故その発想になったのか、宇宙人アホだけでなく、私は小太郎君の頭の中もいまいち理解できません(笑)
しかし、小太郎君は「本気で向き合うしかない。ゆりちゃんと!」と気合を新たにします。
恒例の小太郎君スタータイムですね。
覚醒した小太郎君はすさまじい勢いで銃をぶっ放します。
今まで見たことのなかった身軽な動きで、次々と敵を伸していく小太郎君。
これが予告で出ていた「ネオ小太郎」というヤツなんですね(笑)
小太郎君がイケメンすぎてしんどいです。
そして、ついにゆりちゃんと1:1の場面に。
真正面から向かい合う二人でしたが、そこへ上から瓦礫が落ちてきそうになります。
そんなタイミングよく瓦礫落ちてきます??(←ツッこんだら駄目なヤツ笑)
咄嗟にゆりちゃんを庇い、覆いかぶさる小太郎君。
いやー、カッコいい小太郎君!
そして、ゆりちゃんに向けて、小太郎君はついに「僕は君が大好きだ!」と告白するのでした。
この真剣な表情の小太郎君、カッコいい~!!
先ほどまであれだけ闇落ちしていたゆりちゃんですが、そんな小太郎君の言葉に胸を動かされ、イグチさんの攻撃から身を挺して小太郎君を守るのでした。
って、なんかゆりちゃん死んだみたいになってますけど、これただのサバゲーですよね??(笑)
(真面目な展開なのはわかっていますが、ツッコミが止まりません。これぞアホドラマ(笑))
そして、イグチさんと向かい合う小太郎君。
お互いに銃を連射します。
二刀流で銃を向ける小太郎君、すげーカッコよくないですか??
アホドラマじゃなくて、普通のアクション系のドラマで、知念君のこういうクールな役を見たいですわ~。
犯人を追い詰める刑事役とか似合いそうですよね~(※妄想)。
ちなみに戦いの結果は、小太郎君の敗北でした。
負けたことを悔しがる小太郎君でしたが、イグチさんは、「君と仕事がしたい」と言いました。
どうやら白熱していた小太郎君を見て、心が動かされたようです。良かった良かった♪
●ゆりちゃんとの進展
さて、サバゲーを終え、関係も進展した小太郎君とゆりちゃん。
ちょっと初々しい感じが可愛い~。
そして、小太郎君はゆりちゃんに言いました。
「あの気持ちは本物だよ。だから、延暦寺に勝つ日まで待っててくれないか」と。
えぇぇ~~~、まだ待たせるんかい!
どこまでもひどい男だな、小太郎君は……
そして、ゆりちゃんも待つんかい!
どこまでも進捗が遅すぎてビックリします。
ただ、最後に二人見つめあって笑った絵が可愛かったので、良しとしましょう(笑)
という訳で、「宇宙人アホにはハートでぶつかれ」の回でした。
その頃、サイトーでは、イグチさんが小太郎君と組むという連絡を延暦寺さんが聞いていました。
ただ、どうやら次の手も打っているとかで、油断も隙もありません。
と、テレビではジャマールグループという会社が、日本のおもちゃ会社を買収するというニュースが流れていました。
サイトーだけでなく、業界的にも不穏な空気が漂ってきましたね……。
いよいよ次回最終回!
ビジネスを通じて、小太郎君が見つけた答えは何だったのか……。
最後まで小太郎君の活躍を見届けたいと思います。