家政夫のミタゾノ 最終回感想

さー、いよいよ家政夫のミタゾノ最終回の感想でございます。

今期は途中コロナで放送中断という事態もありましたが、こうして無事8話まで完走できた事にホッと一安心しています。
と同時に、ミタゾノさんやひー坊ともお別れだと思うと寂しいですね……。
視聴率も好調ですので、どうかまた第5シーズンが決まりますように!!
(そして、その時はぜひひー坊も続投でお願いします)

という訳で、早速最終回の感想へ行ってみたいと思います!
いつも通りネタバレ注意ですので、未見の方はご注意をー。

●冒頭のミタゾノさんご挨拶
ある日の記者会見では、飯塚という女性市長が公費で沖縄旅行へ出かけているという公費私的流用問題をとりあげていました。
市長は必死に弁明しているようですが、会見の最中、ホラッター(Twitterのパクリですね笑)で、ジャスティスママという謎のアカウントから証拠写真が流れてきます。
(「ジャスティスママ砲」とは、まさに「文春砲」のパロディですね(笑))
さらに、不倫旅行であったこと、さらには隠し子のS君がいるということまで、SNSで次々と暴露されてしまいます。
まさに現代社会の闇を感じますね……。

と、ここでミタゾノさんの挨拶タイム。
今回はTV画面の中から登場です。最後の最後までインパクトが欠かなかったですね。

さて、今回のミタゾノさんの挨拶は、「ネットで書かれていることを信じますか?」というもの。
今のネット社会を痛烈に風刺しています。
確かにこの情報化社会、ネットで何でも検索できるのは便利ですが、その分信用に値しない情報や、真偽が入り混じった話などが溢れて、大変ですもんね。
そんな訳で、今回は今流行りのSNSを題材としたお話です。

●今回の依頼主について
さて、場所はむすび家政婦紹介所にて。
所長からの指示で、ミタゾノさんと舞さんは、「春日良一」という新聞記者の自宅に派遣されることになりました。
先ほどの市長も、結局この記者によって辞職に追い込まれたんですね。
一つのニュースにより、一人の人生を破滅させてしまう、まさに現代社会の恐ろしい構図です。

ちなみに、この市長の辞職を決定的に追い詰めたのは、「ジャスティスママ」という鬼女が発信したホラートだったとか。
元々はネット情報を書き込んでいる既婚女性のことを「既女」と略していたようですが、リサーチ力が鬼のように厳しいことから「鬼女」と名付けられたそうです。
ここで鬼女の顔真似をするミタゾノさんがよっぽど怖いですね。
光君はまんまとミタゾノさんの表情に驚いているのですが、「ビックリするかと思ったー」って、最終話になっても発言がアホなひー坊が愛しいです。

と、鬼女の話からSNSの話になりまして、実は光君がホラッターを始めていたことが判明します。
「アイドルになるには、まずはフォロワー数を始めないと」って、にこにこのひー坊可愛い。
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こんな可愛いアイドルの卵だったら、一瞬でフォロワー増えますね!
ちなみに光君は、フォロワー300万人突破したらもらえるトロフィーを目指しているとかで、他の家政婦さん達にもフォローを頼みますが、全く興味を持たれておりませんでした。
どこまでもひー坊は扱いが不憫だなぁ……。

さらに所長からは、「フォロワーを増やすのはいいけど、鬼女には気を付けるよう」にと言われます。
ですが、「僕には秘密なんてないですから」と話す光君。
他のメンバーも、秘密はないといいますが、明らかに顔が怪しいですね(笑)
光君は無謀にも、ミタゾノさんにも秘密がないか聞きますが、その瞬間じろりと冷たい目で睨み返されました。
すぐに肩を震わせる光君、もはやミタゾノさんの尻に完全に敷かれていますね。
ですが、ミタゾノさんは「1つだけ」と意味深な一言を残し、そのまま依頼先に出かけていきました。
真理亜さんも言っていましたが、いよいよミタゾノさんのベールがはがれるのかもしれません。
(まぁ、最終話ですからね(笑))

●春日家の面々
さて、春日家を訪ねたミタゾノさんと舞さん。
今回の依頼主である春日虹子さんは足を捻挫してしまい、それで今回二人に依頼があったという訳ですね。

春日家は今までの波乱万丈な家庭とは違い、一見すると普通の家庭のようで、食卓もありふれた風景でした。
朝食の最中、舞さんはふと毎朝新聞の記事を発見します。
そこには一面に飯塚市長の公費問題が掲載されており、この問題を暴いたのが、ご主人の良一さんなんですね。
良一さんは「我々ジャーナリストは、金や権力に負けず真実を暴くのが仕事だからな」と真っ直ぐな正義感を持った持ち主でした。
ですが、飯塚市長を追い詰める決め手となったホラッターの書き込みには批判的らしく、「ネットに書き込むような奴は信用できない」と認めていないようです。
それに続いて、娘の真冬さんも「ネットは信じられない。どんな人が書き込んでくれるかわからないし」と話します。
この世代にしては珍しくSNSに全く興味がないようですね。
ですが、二人の話を聞いていた虹子さんの顔が曇りました。

と、ここで話を切り替えて、虹子さんは真冬さんに帰宅時間を訪ねます。
最近真冬さんは帰宅時間が遅くなっていて、虹子さんは心配しているようですね。
しかし、真冬さんは反抗期なのか、うんざりした様子で虹子さんに反発していました。
この年代は親の言うこと聞きませんからね(私もそうでした)。
さらに虹子さんがお弁当を渡しますが、真冬さんは「煮物の汁が漏れる」と不満げな様子です。
あんまり関係が上手くいっていないかもしれません。
ですが、こんなピンチな時は、ミタゾノさんの出番です。
煮物など水分が多いものを入れる時には、お麩を入れると良いそうで、いつの間にか真冬さんの弁当の底にもお麩を敷き詰めていたと。
さすがミタゾノさん。ぬかりないですね。

「外に漏れて、取り返しがつかないことになってからでは遅いですからね」と、ミタゾノさんは意味深に呟くのでした。

●ジャスティスママの正体
さて、虹子さんがTVをつけると、ジェームス神山というコメンテーターが春日さんの記事をデマだと真っ向から批判していました。
その直後、真冬さんのLINEにも、友人達から立て続けに「真冬のパパ大丈夫?」と、心配そうなメッセージが送られてきます。
それを見た真冬さんは学校に行きたくないと塞ぎこみ、部屋に戻ってしまいました。

一方の良一さんも、最初は一部の人間が騒いでいるだけだと批判していましたが、会社から電話がかかってきたことで、事後対応をするべく、足早に家を出ていきました。
そんな二人の様子を見た虹子さんは、ジェームス神山に対して、怒りに火がついてしまいました。

虹子さんはホラッターを使って、ジェームス神山の素性を徹底的に調べようとします。
そこで、「かっちゃん55」というアカウントを見つけます。
アイコンに映っている写真とジェームス神山が首元につけていたスカーフと同じことから、どうやらジェームス神山の裏垢のようです。

早速その裏垢を探ると、「満月の夜、ジェームスはジュテームに変身します」というホラート+ラブホ写真を見つけて、虹子さんは一人勝ち誇ったように笑います。
これが拡散されたら、ジェームスは終わりという訳ですね。
(にしても、「ジェームスはジュテームに変身します」って表現がダサすぎませんかね??汗)
早速いつものように「ジャスティスママ砲」を発射しようとしますが、虹子さんがエンターを押す前に、勝手にホラートが投稿されていました。
慌てて机の下を見ると、そこにはいつの間にか「Enterボタン」を抱えたミタゾノさんが。
相変わらず神出鬼没過ぎてビックリしますわ。いつから忍び込んでいたんだろうねぇ。

虹子さんの悲鳴を聞いて、慌てて舞さんもかけつけてきます。
そこで、PCに映っている画面を見て、二人にもジャスティスママの正体がバレてしまいました。
表情を曇らせ、「主人と娘には言わないでほしい」と頼み込む虹子さんでしたが、「奥様が鬼女だったなんて」という舞さんの発言を聞き、態度が一変。
「真実を白日にさらしているだけでしょ!?」と荒々しく開き直ってきます。
さらに、舞さんについても、さらりと「バツ2」であることをバラしてきました。
って、えええーーー、舞さんバツ2だったの!?
最終話にして驚愕の事実ですな……。ミタゾノさんもビックリですわ。

実は虹子さん、今回依頼する前にむすび家政婦紹介所の面々について調べていたようですね。
虹子さんはUSBを掲げると、この中には、ミタゾノさんも含めて、家政婦全員の秘密が入っていると二人を脅してきます。
一瞬の隙をついて、ミタゾノさんはUSBを奪い取ってバキッと壊しますが、虹子さんは当然スペアのUSBを控え持っていました。
この人もなかなかの策士ですね。
そして、虹子さんは「フォロワー200万のホラッターに書き込まれたくなければ、今見た事は黙っておくこと」と二人に釘を刺しました。

●真冬さんへの疑惑
そこへチャイムが鳴りました。
TVでジェームス神山のコメントを見た友達のひとみさんが、わざわざ真冬さんを迎えに来てくれたようです。
ひとみさんの励ましのおかげで、真冬さんも前向きな気分になったのか、学校に出かけようと決めます。

と、いつの間にか真冬さんの鞄を持っていたミタゾノさん。
豪快にこけて、鞄の中身を部屋中にばら撒きます。
ミタゾノさん、絶対わざとですね(笑)
急いで中身を集める虹子さんでしたが、真冬さんの鞄の中からは、見覚えのない「メンバーズカード」がありました。
真冬さんは慌てて虹子さんの手からメンバーズカードを奪い取ると、ひとみさんと一緒に学校へ出かけていきました。

さて、虹子さんがホラッターを見ると、「ジュテームに変身」がトレンド1位になっていました。
上手くジェームス神山の評価を下げる事に成功したんですね。
ですが、「ラブホに一緒にいたのは女子高生と判明!パパ活か!?」というホラートを見つけた途端、思わず虹子さんの手が止まります。
そこに映っていたのは、なんと真冬さんの学校と同じ制服でした。
さらに、先ほど虹子さんが拾った真冬さんのカードも、同じラブホテルのもの。
虹子さんは、「もしかしてジェームスと一緒にいたのは真冬ではないか」と疑います。

慌てて虹子さんは真冬さんの部屋に向かい、部屋中を物色します。
すると、引き出しの中から名刺ケースを見つけました。
「その気になったらいつでも連絡ください♡」と書かれたメッセージ、さらには封筒の中に3万円もの大金を見つけ、動揺を隠せない虹子さん。
ここで、パパ活の世界では一見わからないように隠語が使われることが多いと、ミタゾノさんの解説が入ります。
封筒に書かれた「歩別」とは、「ホテル代別」
「TF」とは「トリプル福沢諭吉」←これはまぁなんと強引な(笑)。多分ミタゾノさんの造語ですね。
ですが、「パパ活1回3万円」と言うミタゾノさんの言葉を信じ込んでしまった虹子さん。
虹子さんはUSBをちらつかせながら、真冬さんが本当にパパ活をやっているか調べてほしいとミタゾノさんに頼みました。

虹子さんから依頼を受けたミタゾノさんは例のラブホ前に待機し、真冬さんが男と別れてラブホから出てくるところを目撃します。
慌てた真冬さんは、この事を両親に秘密にしておくようにと頼みました。

ですが、いつの間にか写真まで撮って、虹子さんに報告済でした。
USBに入っている秘密を握られているからか、今回はいつになく従順なミタゾノさんですね。

その日の夕飯で、虹子さんは真冬さんに「どのくらい勉強したの?」と探りを入れてきます。
「休憩コース3時間」ってミタゾノさんもわざとですね。
慌てて真冬さんは話を反らします。
そういえば、ジェームス神山もネットで色々叩かれているようですね。
「叩けば色々埃が出てくる」と良一さんは言いますが、「あまり決めつけるのは良くない」と真冬さんが言います。
庇うような真冬さんの態度に、虹子さんは「真冬は会ったことあるの!?」とムキになって詰めてきます。
ジェームスとの関係性を疑っている訳ですね。
「もしかしてお母さん、ネットの書き込みを見たの?」と真冬さんは疑いますが、良一さんは「お母さんがネットを見る訳ないだろう」と一笑しました。
それを聞いて、虹子さんは何とも浮かない表情です。
(まぁ、真実は真逆ですからね)

と、そこへミタゾノさんが仕掛けてきます。
まずは「鬼女」と言いながら、「アヒージョ」を。
それから「きじょみねぎ(きざみねぎ)」
「きじょっぷ(ケチャップ)」
「きじょう(ひじょう)に良い天気ですね」
と、立て続けに「鬼女」の言葉を暗に滲ませるミタゾノさん、一番タチが悪いタイプです(笑)。ただの悪魔だわ。
ですが、虹子さんにUSBを見せられると、さすがのミタゾノさんもこれ以上手が出せないようでした。

一方、「今ジェームス神山はネットで調べられているのか?」と気になる様子の真冬さん。
「ネットの奴らはターゲットを徹底的に吊し上げる」と良一さんに言われ、表情を曇らせます。
すると、虹子さんは「調べられたらまずいことでもあるの?」とさらに話を踏み込みます。
「今頃はあることないことネットで晒されているかもしれない」という良一さんの発言を聞き、虹子さんは急いでホラッターを確認しました
すると、SNSでは「パパ活女子高生は東峰女学院の生徒と判明」「名簿入手」という書き込みがあり、もはや人物が特定されるのは時間の問題となりました。
真冬さんがパパ活をしていると思い込んでいる虹子さんは、絶対に家族を守らないといけないと決意を新たにします。

と、ここでいきなりコンロが油で汚れていると話を切り出してくるミタゾノさん。
そこで、恒例の家事テクニックのお披露目です。
ビールに含まれているアルコールは、洗剤に含まれている界面活性剤と同じ働きをするので、コンロの上をビールで濡らし、10分ほどおいてふき取ると綺麗になるそうです。

「しつこい汚れを消すには、別のモノでさらに汚すという方法があるのかもしれませんね」

ミタゾノさんの助言で、虹子さんは何やら閃いたようでした。

●ジャスティスママの暴走
ミタゾノさんの発言から、「パパ活の一件は、別の人間になすりつければよいのでは」と考えるようになった虹子さん。
その直後、ホラッターのリプライで、「パパ活女子高生を探してたら、東峰女学院の美少女発見!」というメッセージが届きました。
これ「ゾノママ」って、ミタゾノさんの仕業じゃないですか(笑)
ですが、何も気づかない虹子さんは、そのまま送られてきたURLをクリックすると、それはひとみさんのアカウントでした。
しかもホラートの内容は、自分がセレブであることを自慢するような投稿ばかり。
自分の家と違って豪華な暮らしを送るひとみさんを見て、不快に感じた虹子さんは、パパ活女子高生の存在をひとみさんになすりつけようとします。
そして、ホラッターに「パパ活女子高生は東峰女学院のY・H」という投稿をしてしまいました。

と、いつの間にか背後に立っていたミタゾノさんから、「ジャスティスママは正義のママという意味ですよね?」と言われます。
虹子さんは、家族を守ることも立派な正義と真っ向から反論しました。
まだ納得がいっていない様子のミタゾノさんでしたが、虹子さんが1枚の写真を見せると、急にミタゾノさんがガクガクと震え出しました。
こんな取り乱したミタゾノさん、今まで見たことないですよね~。
ますます写真の内容が気になってきました。

さて、場所は変わって、むすび家政婦紹介所にて。
これまでの話を聞いて、娘を守る為とはいえ、デマを流すとはひどいと話す家政婦さん達。
もしバレたら、これまで通りの生活は送れなくなることを聞き、光君は「鬼女って本当に恐ろしい」とブルブル震えます。
うん、ひー坊には見せてはいけない世界ですね……。

一方で、志摩さんも真理亜さんも所長も、まだ虹子さんが自分たちの秘密を握っている事を気にしているようです。
でも、まさか舞さんがバツ2だったとはねーと話す志摩さん。
ところが、ここで驚愕の事実が判明します。

光君「バツ2って何ですか?」
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えええーーー、ひー坊、バツ2も知らないの??
前々から思っていたんですが、どこまでピュアなのかしら??
世間知らずすぎて、逆に心配になるレベルです。

一方、舞さんはミタゾノさんの裏垢を探していました。
ちなみにこの時、ミタゾノさんだけまだむすび家政婦紹介所に戻っていないのですが、虹子さんからお風呂上がりのマッサージをするように言われて、サービス残業になったそうです。
あのミタゾノさんがあんなに動揺するとは、裏垢にどんなまずい写真を挙げたのでしょうか。
心配になった舞さんはずっと探しているようですが、全く見つからないみたいですね。

と、そこで「ミタゾノさんの秘密、僕が暴きます!」といきなり威勢よく立ち上がる光君。
お、珍しくひー坊がカッコいい!?
でも、大丈夫かしら……(だってひー坊ですもんね。心配ですよね……)
すると、光君はミタゾノさんの机を開けて、恐る恐る引き出しに手を入れました。
そして次の瞬間、なんとミタゾノさんが仕掛けていたネズミ捕りにつかまっちゃいました。
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だからほら、言わんこっちゃない(笑)。
「何で僕がこんな目に」と涙声になっているひー坊ですが、
あのミタゾノさんが簡単に秘密を握らせる訳ないですし、やはりひー坊は最終話になってもポンコツのままなのでした。

●謎の襲撃
一方その頃、ミタゾノさんからのマッサージを受けながら、虹子さんはSNSを見ていました。
他のアカウントのホラートを見ると、パパ活女子高生として、徐々にひとみさんが特定されつつあるようですね。
満足げにほくそ笑む虹子さんです。

ですが、そこへ突然ガラスが割れる音が響き渡ります。
慌てて一階にかけつけると、庭へ続く窓が割られており、玄関前には怪しい人物が逃げていく姿が見えました。
さらに、家の中には、石と一緒に「嘘つき」と書かれている紙が投げ込まれていたようです。
驚愕した虹子さんがSNSを見ると、私刑執行人と書かれたアカウントから、
「ジャスティスママはデマを書き込んでいる嘘つき」
「ジャスティスママの家を特定!明日ジャスティスママとその家族をネットで晒し、私刑に処す」と
不審なメッセージが立て続けに書き込まれていました。
予想外の展開に、虹子さんは動揺を隠せません。
警察に通報しようとする真冬さんでしたが、良一さんと虹子さんはそんな娘を止めに入ります。

と、ここでミタゾノさんのパッチンタイム。
「今シーズンは色々とございましたが、こうして最終回を迎えることができました」
本当に、無事に最終話まで完走できて良かったですよね。ミタゾノさんの言葉の重みを実感します。
そんな感じで、最後の家事情報の復習です。

①煮物など水分の多いものをお弁当に入れる時は、
お麩を千切って底に敷くと、汁漏れを防ぐことができます。

②キッチンの油汚れにはビールをかけて10分おけば、油を綺麗に拭くことができます。

今シーズンでもたっぷり家事情報を学べましたね。
ありがたやー。今後実践してみたいと思います。

という訳で、ここからはネタ明かしタイム!
いよいよミタゾノさんの秘密が暴かれる時が来たようですね。
早速、後半戦へ行ってみましょう!

●襲撃犯の正体
翌朝、予告された襲撃に備え、一家は戸締りをしっかりして閉じこもっていました。
ですが、虹子さんがホラッターを見ると、私刑執行人から今度は「ジャスティスママの家の前に到着した」というメッセージが。
動揺した虹子さんは辺りを見渡します。
また、この状況にしびれを切らした真冬さんが学校へ行こうと立ち上がりますが、その瞬間、一同は窓の外に不審な影を見つけました。
果たして私刑執行人の正体は一体誰なのか。
「いま、中に入った」という私刑執行人のコメントを見て、一同は防戦体制を整えます。

と、突然彼らの背後から突然シャッターを押す音が聞こえました。
慌てて振り向くと、そこには覆面を被った怪しい人物が立っていました。
その人物は急いで家から逃げ出そうとしますが、ミタゾノさんの一撃によってあっさりと捕まってしまいます。
良一さんが覆面を剥がすと、なんと私刑執行人の正体はひとみさんでした。

本題はここからです。
何故ひとみさんがそんなことをしたのか。
ひとみさんは、真冬さんが自分の事をSNSに書き込んだと思っていたようですね。
困惑する真冬さんでしたが、直後テレビの電源がつき、画面にはラブホでジェームス神山と寄り添うひとみさんの写真が流れてきました。
要するに、虹子さんはデマを流したつもりでいましたが、パパ活をしていたのは本当にひとみさんだったという訳です。
ひとみさんはお父さんの会社が倒産して、生活もギリギリでしたが、ホラートでは見栄を張っていただけだったんですね。
その話を聞いて、信じられないと驚く真冬ちゃん。
ですが、ひとみさんは「とぼけないで。ジャスティスママは真冬なんでしょ」と詰め寄ってきます。
当然心当たりのない真冬さんは首を横に振ります。

二人の言い争いを聞きながら、「ひとみちゃんが本当にパパ活してたなんて」と小さく呟く虹子さん。
すると、その言葉を聞き逃さなかった真冬さんから「ネット見てたの?」と切り返されました。
慌てて虹子さんは否定しようとしますが、そこへミタゾノさんがお届け物を持ってやってきます。
送り主が「株式会社ホラッター」ということを聞き、虹子さんの表情は一変しました。
何故ホラッターから?と混乱する家族を前に、虹子さんは「こんな淫乱家政婦の言う事なんて信用しちゃ駄目!」と皆の前で、ミタゾノさんのキス写真を暴露します。
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って、えええ!!!
ミタゾノさん、なんちゅー写真撮ってたんですか!?(笑)
写真を出された事で、いつになく動揺して、膝から崩れているミタゾノさんがめっちゃ面白いです。
キャラ崩壊してますがな(笑)

ですが、良一さんと真冬さんはいつの間にかダンボールを開けており、「フォロワー300万人おめでとう」と書かれたホラッターのトロフィーを見つけ、ジャスティスママの正体は虹子さんだったことがバレてしまいます。
ついに隠し切れなくなってしまった虹子さんは開き直りますが、逆に良一さんから「こんな事をして恥ずかしいと思わないのか!?」と責められます。

すると、テレビの画面が切り替わり、今度は飯塚市長が匿名で送られてきたという動画を流していました。
そこには、良一さんが賭け麻雀をしている姿が映っていました。
要はあのスクープは、良一さんが副市長と賭け麻雀をして勝ち、市長のスキャンダルをリークさせていたんですね。
だから、昨晩の襲撃事件に関しても、警察沙汰にするのを嫌がったという訳です。
すっかり立場が逆転しまして、今度は虹子さんが良一さんの行為を責め立ててきます。

追い詰められた良一さんは、ひとみさんに「お前が石を投げ込むからだ」と詰め寄ります。
ですが、その発言を聞いたひとみさんには、全く心当たりがない様子。
どうやら石を投げたのは彼女ではないようです。
では一体誰の仕業だったのか??

そこへいきなり「この嘘つき女!」と怒声が響きます。
虹子さんが振り向くと、いつの間にか家の中には包丁を持った覆面の男が立っていました。
(それにしても、この家簡単に入られすぎじゃない??と思ったのはここだけの話……)
包丁を強く握ったまま、虹子さんに襲いかかろうとしますが、ミタゾノさんが庇うように虹子さんの前へ立ち塞がりました。
えええ!!まさかミタゾノさん刺された!?
(このタイミングでCM行くのがずるいですよねー、視聴者の心をわかってる……!)

●全ての真相
さて、先ほど襲いかかった男ですが、ミタゾノさんは見事ナイフの刃先を掴んでおり、ポキッと刃先を折って、相手の攻撃を止めました。
さらには、その場から庭へ逃げ出す男を追いかけ、鮮やかな手口で仕留めます。
やっぱり最強家政夫だったわ。ミタゾノさんがそう簡単にやられる訳がないのでした。

そうして一同は男の覆面を脱がせます。
彼の名前は佐藤君。
ジャスティスママ砲により、市長の隠し子だとTVで取り上げられていた人物でした。
しかし彼の話によると、彼はたまたま同姓同名なだけで、市長の隠し子でも何でもなかったようです。
ですが、虹子さんがネットで晒したせいで、転校したり彼女にフラれたり、散々な目に遭ってしまったようですね。
そうして人違いで書きこまれたことを恨み、春日家に石を投げ込んだようです。

佐藤君の主張に対して、最初は一切認めようとしない虹子さんでしたが、真冬さんが会話に割り込み、「この人は隠し子ではない」と断言します。
何故真冬さんがそう断言できたのか?
そこへ「本当の隠し子に独占インタビュー」という見出しがついた東峰女学院新聞が振って来ます。
実は、真冬さんは高校の新聞部の副部長で、今まで飯塚市長の隠し子にずっと取材してきた訳ですね。

ついに真相が明らかになり、真冬さんは今までの経緯を話します。
本当の隠し子である佐藤さんはラブホテルで働いており、それで真冬さんは取材を続けていたんですね。
だから、ラブホテルのカードがあったという訳です。
今まで帰りが遅かったのもすべて取材の為だったのです。

ちなみに、引き出しに入っていた3万円についてですが、あれは取材費だったようで。
「TF」とは「東峰女学院新聞部 副部長」のこと。
「歩別」とは「交通費別」の意味。
……ってわかるかい!
まぁ、パパ活以外の意味がありそうとは思っていましたが、これはまんまと騙されましたね。
あのメッセージが書かれた名刺も、取材相手に渡す為のものでした。
真冬さん曰く、家族に反対されると思ったので、今まで黙っていたということです。

と、そこへ芳香剤が切れてしまったのか、急に異臭が漂ってきます。
ここで頼りになるのはやっぱりミタゾノさん!
匂いの原因は布に注目されがちですが、実はTVや冷蔵庫、空気清浄機など、プラスチックの表面に溜まっていることがあり、水拭きしてあげれば匂わなくなるそうです。
へー、初めて知りました!

「表向きは綺麗に見えていても、汚れが残っている場合がある。
その原因をなくすためには、自分でしっかり確かめることが肝心でございます」

ミタゾノさんに言われたことで、ハッと表情を変える虹子さん。

真冬さんは「自分の目で確かめたことを自分の名前で堂々と発表したい」と主張してきます。
虹子さんも「お母さんは確かめもしないで、安全な場所から、他人を攻撃しているだけ」と真冬さんから諭され、何やら思うところがあったようです。

と、そこでひとみさんがスマホを持ち出して、一連の流れがすべてネットに流されていることを話します。
配信元の「ZonoTube」って、これはミタゾノさんの仕業ですね。
早くネットを止めないとと焦る一同でしたが、虹子さんはもう遅いと覚悟を決めたようです。
自分の罪を認め、書き込みのせいで被害に遭った二人にも謝罪しました。

「ネットで書きこんで皆に注目されて良い気になって、誰かに認めてもらいたかった」
それが虹子さんの本心だった訳ですね。

本心を話す虹子さんに、真冬さんも、今までお弁当作ってくれたり、成績の事を心配してくれたのに、全然言う事を聞かなかったことを謝ります。
さらには良一さんも、いつの間にか虹子さんに甘えすぎて感謝を忘れていたことを謝罪し、一から出直すと約束しました。
ようやく本当の意味で、家族が分かり合えたという訳ですね。
うん、最終回だからこそ、ハッピーエンドに落ち着いて良かったです。

●後日談
後日、むすび家政婦紹介所にて、「奥様のありがたみに気づけて良かったですね」と話す光君。
プリンではなく、レタスを召し上がられておりますが……
ひー坊手ぐるぐるですね。あのねずみ捕り、相当痛かったんだな。

ちなみにあの後良一さんは新聞社を辞めて、マスコミの闇を暴いた自著伝を出したとか。
「K 賭けをする記者がいて」
って、めっちゃ「M」のパクリじゃないですかー!(笑)
ミタゾノさんって、毎回楽しく流行りのネタに乗ってきますね。

結局あの家で本物のジャーナリストは真冬さんだけだったというオチでしたが、あの後、真冬さんは新聞コンクールで優勝したそうです。
ちなみに虹子さんはいうと、新聞部に顧問になって、取材相手を特定する方法を部員に教えていると。
さすが鬼女。ただでは転ばないという訳ですね。

と、そこへ志摩さんがホラッターを持ってきます。
それは飯塚元市長のホラートでしたが、真冬さんにインタビューで暴かれたことで、本物の隠し子と堂々と会えるようになったんですね。
こちらもこちらで円満解決したようで何よりです。

それから、ミタゾノさんによって流されたジャスティスママの暴露動画ですが、思ったよりバズらなかったようです。
その日のトレンド1位は、なんと「ジェームス神山出家」。
えええーーー、神山さん出家したんかい!(笑)
予想外のオチすぎて笑っちゃいました。

と、ここでミタゾノさんが奥さんから返してもらったというUSBを持ち出してきて、
いきなり皆の秘密を暴露してきます。
はい、ずっと気になっていた秘密ですが……

・志摩さん→スキップができない
・真理亜さん→結果にコミットしなかった
・所長→文字化けしてて内容がわからない(逆に恐ろしい……)。
・光君→村田光フォロワー2人
5
ってひー坊フォロワー2人なの!?お母さんと祖母だけなの!?
アイコン、こんなに可愛いひー坊&にゃんこなのに!?
私ならすぐフォローしますとも!!
(余談ですが、プロフィールの「レタス大好き!レタスがあれば生きていけます!」って
可愛いの宝庫ですね)
でも思ったより普通の秘密でした。
やはりバツ2のインパクトは凄かった……。

で、皆にフォローされず、拗ねてしまった光君ですが、ついに「アイドルになるのは諦めました」と言い出します。
色々考えた結果、「ストレートにアイドルになるのは難しいので、これからはグラビアアイドル目指します!」と言い出します。
こちらはこちらで、完全に迷走してるやん!
と、ひー坊がグラビア誌を開けると、その紙面の中に、ミタゾノさんの写真と同じ構図のキス写真がありました。
要するに、ミタゾノさんのキス写真、あれは自作自演だった訳です。
まぁ、おかしいと思いましたよねー。
ミタゾノさんが素直に秘密を明かす訳ないですからねー。
ミタゾノさんは結局最後まで秘密の人のままでした。

という訳で、最後に家政婦一同からご挨拶を。
「2020年、本当にたくさんのことが起きました。
1日でも早く皆様の日常に平和な日常が訪れる事を心からお祈り申し上げます。
それでは、また会う日まで」
と。

以上、最終話の感想でした。

あー、今シーズンも楽しかったですね~。
今回のメンバー非常に好きだったので、
出来れば誰一人変わることなく、このまま第5シーズンへと続くことを祈ります。

それでは、またミタゾノさん達に会う日まで!
今まで感想にお付き合い頂き、ありがとうございました!!