今回は家政夫のミタゾノ第6話の感想ですー。
いつも通りストーリーネタバレ全開で感想を語っていきますので、未見の方はご注意ください。
 ではでは、早速行ってみましょう!!
●今回の派遣先について
 場所はむすび家政婦紹介所にて。
 今回は、八木翔子さんという女性の方から依頼があり、所長はミタゾノさんと舞さんを派遣することを決めたようです。
 ちなみに、今回のひー坊は留守番と所長の肩もみ担当だそうな。
 「僕の方が舞ちゃんより先輩ですよ!」ってムキになって主張する光君。
 すると、舞さんから「年功序列思考ですか?貴重な存在ですね」と言われるのですが、その皮肉に気づかない光君は「貴重な存在」と言われて、ニコニコの笑顔です。
 ひー坊、最近ますますアホさが増してて可愛いなぁ~♡
依頼内容は、「結婚相手のお母さんが来るので、隅々まで掃除と、昼食の料理をすること」
 姑に気を遣うとは、なかなか大変そうですね……。
と、ここへミタゾノさんがお鍋を準備してやってきます。
 暗転した後、鍋をつつく一行ですが、ミタゾノさんの闇鍋、何が入っているかわからなくて怖いですね…。
その頃、今回の依頼人である翔子さんの家では、友人のナナさんとチャコさんと一緒に、3人で仲良く鍋パーティをやっていました。
 翔子さんが婚約してからずっとバタバタしていて、久々の会合のようですね。
 と、そこへ結婚相手の文雄さんが帰ってきました。
 友人方と挨拶を交わし、颯爽と立ち去る文雄さん、まさに典型的な好青年という感じですね。
 翔子さんはそんな文雄さんにぞっこんのようで、お酒も明日文雄さんのお母さんの麗子さんが来るからと控えたりしているようです。
 麗子さんは茶道をやっていることもあり、礼儀作法にうるさい方のようですね。
と、ナナさんが部屋に置いてあった茶器に手を振れると、翔子さんは「これもお母さんが気に入っているから!」と急いで制止してきます。
 代々伝わっている伝統的な茶器のようで、万が一のことがあったらと、翔子さんは焦っているようです。
と、ここでナナさんは、「そういえば……」と持ってきた荷物の中から「青春の思い出」を見せます。
 話の様子から、どうやら昔ヤンチャしていた時のもののようですね。
ここでミタゾノさんの冒頭あいさつタイム。
 って、まさかのTVモニターでの登場ですかい!
 登場の仕方も斬新ですなぁ。
 「結婚相手さえ愛していれば、相手の家族は関係ない。
 残念ながら、そうは参りません。
 相手の家族は結婚生活に関わってまいります。
 そして、誰もが一つや二つもつ過去の汚点が結婚の障害になることも」
先ほどナナさんが見せていたものといい、翔子さんの過去がどう話に関わってくるのでしょうかね?
ということで、ミタゾノ6話スタートです!
●昨夜の謎
 翌朝、翔子さんがベッドから起き上がると、隣には結婚相手の文雄さんではなく、鼻血を流した裸の男が寝ていました。
 だ、誰ーーー!?隣に知らない人が寝てるとは怖いですね……。
 焦って階段を駆け下りる翔子さん。
 すると、1階は荒れ放題で酒瓶が散乱しており、翔子さんも「昨日の夜、何があったの?」と混乱している状態です。
と、そこへチャイムが鳴り、依頼していたミタゾノさんと舞さんがやってきました。
 翔子さんは家に招き入れると、舞さんは部屋の中の惨状にビックリします。
 友達とご飯を食べていた筈が、覚えていない……と話す翔子さん。
 急いで掃除をするように依頼された二人は、手際よく散乱した家の中を片づけていきます。
すると、ミタゾノさんは部屋の中から、無残にも腕が千切れているテディベアを発見します。
 これは過去麗子さんからもらったテディベアのようですね。
 バレるとマズいと思った翔子さんは、テディベアを隠す事にしました。
とはいえ、舞さんは家中に籠った酒の匂いがすごいとぼやきます。
 困った時はミタゾノさんの出番ですね!
 部屋を消臭する為には、窓を2カ所開けて換気すると効果的だそう。
 それでも足りない場合は、使用済の弱火の茶葉を炒めると、消臭効果を発揮し、効果的になるそうです。
 (↑この話は珍しく私も知ってました!ちょっと嬉しかった)
ここでミタゾノさんが冷蔵庫を開けると、冷蔵庫の中はほとんどカラッポの状況でした。
 元々料理が苦手な翔子さん。なので、代わりにミタゾノさんと舞さんに、麗子さんが好きな和食を作ってもらうよう頼みました。
●麗子さんの来訪
 二人に料理を依頼した翔子さんはその場を後にして、2階の文雄さんの部屋に戻ります。
 ベッドの上には未だに裸の男が眠っていました。
 と、そこへいきなりミタゾノさんが部屋の中に入ってきます。
 どうやら血の付いたヌンチャクが見つかったようですね。
 翔子さんは何が何だかわからないようで、朝起きたら部屋にいたし、部屋の中はめちゃくちゃだし、文雄さんは行方不明だし……と混乱しています。
 あと1時間で麗子さんが来てしまうと焦る翔子さんでしたが、そこにチャイムの音が鳴りました。
 本来の時間より1時間も早く、麗子さんが来てしまったようです。
 まだ掃除が終わっていない悲惨な状況を見て、どうしようと焦る翔子さん。
 そこで、ミタゾノさんは3分ほど時間を稼いでくれますか?と言いました。
さて、玄関を開けて、麗子さんと挨拶をする翔子さん。
 部屋に上がろうとする麗子さんを何とか足止めすべく、翔子さんは麗子さんの白い着物や履物を褒めたたえます。
 ですが、話を反らせたのもほんの僅かな間で、麗子さんは翔子さんの制止を振り切り、家の中に入っていきました。
翔子さんは家の惨状を見られるのではないかと慌てていましたが部屋に上がると、すっかり家の中は整理されており、ミタゾノさんと舞さんが正座していました。
 翔子さんから家政婦を雇った話を聞くと、「パートの仕事なのに、そんなに忙しいの?」とちくりと嫌味を言い放つ麗子さん。
 典型的な鬼姑ですね。
文雄さんを待つことにして、部屋に上がり込む麗子さん。
 今度は翔子さんに、両親の離婚の理由を聞いてきます。
 どうやら不倫が原因だったようで、翔子さんの表情も曇ります。
 それに対して、「恵まれないご家庭で辛かったわね」とさらに見下してくるお母さん。
 これは結婚してもなかなかに苦労しそうです。
そこへスマホの着信が鳴り、チャコさんから写真が送られてきました。
 画面を開くと、そこには特攻服を着た翔子さん、チャコさん、ナナさんの姿が。
 昨晩彼女が持ってきたのは、青春時代に着ていた特攻服だったようですね。
慌ててチャコさんに電話しましたが、チャコさんも昨晩の事を全く覚えていないようです。
 チャコさんによると、どうやらナナさんも電話に出ないようで、さらに頭を抱える翔子さん。
と、そこへ舞さんが洗濯物を運びにやってくると、風呂場のフタが上下に動き、大きな音がしていました。
 恐る恐る翔子さんがフタを開けると、浴槽の中にはなんと文雄さんが眠っていました。
 額には「殺」という文字が書かれており、口元には大きな痣が残っていて、こちらも結構な被害に遭っていたようですね。
 慌てて介抱をしますが、文雄さんもよく覚えていないようです。
ここでミタゾノさんの家事テクニックのお時間です。
 肌についた「殺」という油性マジックを落とす為には、オリーブオイルが有効らしいです。
 指で馴染ませながら何度か繰り返して洗うと、綺麗さっぱり落ちるんですね。
 ですが、綺麗に消し去った後、
 「過去の汚点となる前に、消すことができました」
 と、さらりと匂わせるミタゾノさん。相変わらずミタゾノさんの眼光が鋭く光ります。
●翔子さんと麗子さんの攻防
 さて、一安心したように文雄さんを抱き締める翔子さん。
 覚悟を決めた翔子さんは、ベッドに寝ている謎の裸の男や、謎の特効服写真を見せます。
 二人とも昨晩に関しては思い当たる節がないようですね。
 何とか今日を乗り切らないとと告げる翔子さんでしたが、ふと外に視線をやると、そこではミタゾノさんが例の特効服を洗って干していました。
 慌てて翔子さんが外に出ましたが、同時に麗子さんにも見つかってしまいましたね。
 これは「美威羅我亞流」といって、40年も歴史があるレディース暴走族の服だそうです。
 麗子さんの機嫌を損なわないよう、慌てて誤魔化した翔子さんは、ミタゾノさんに服を捨てるように言い放ちます。
 ですが、ミタゾノさんは「特攻服は着るものにとっては魂であり、友情の証です」と言いました。
さて、いよいよ昼食の場です。
 元々は麗子さんの要望に応えて、和食を準備していたのですが、急に「リクエストした洋食、楽しみだわー」と態度を変える麗子さん。
 完全な嫁いびりですね。文雄さんも逆らえず、頷きます。
 慌てた翔子さんが助けを求めると、ミタゾノさんは「翔子さんが自分の手で洋食の仕上げをします」と言い残し、キッチンに向かいました。
慌ててキッチンに行く翔子さん。
 その後を麗子さんもついてきており、ちゃんと自分で料理を作っているかどうか、翔子さんの言動を見張るようです。
 すると、ミタゾノさんがまさかのカンペで、翔子さんに指示を出してきます。
 新しい家事テクニックお披露目スタイルですね(笑)
 その指示に従って、調理を仕上げる翔子さん。
 元々は肉じゃがだった料理を元に、「肉じゃがハヤシライス風」を仕上げました。
 あまりの手際の良さと味の美味しさに、麗子さんも口を出せなくなってしまいました。
ただ、不満を隠し切れない麗子さんは、唐突に話を切り替えて、「茶器、大事にしてるんでしょ?お手前拝見できるの楽しみだわー」と言い出します。
 どこまでも厄介なお母さんですね。
 そこで、そういえば昨日の茶器は!?と部屋の隅に目を向けると、いつの間にか茶椀がなくなっていることに気づきます。
 そこへミタゾノさんが料理を運んできますが、それは麗子さんが大切にしていた茶椀にたんまりと盛られたグラタンでした。
 ミタゾノさん曰く、食器棚にあったとのことですが、絶対わざとですな。
 この世で一つの茶椀にこげがついてしまった事で、翔子さんは慌てます。
 そして、他の茶器は?と思い出す翔子さん。
 茶器一式が入っていた筈の風呂敷を開けると、茶杓と茶筅もなくなっていたようです。
 文雄さんの家では、代々結婚相手が茶道の手前を見せないと、絶対に結婚を認めてもらえないという高いハードルがあるようです。
 今どきこういう古い考えの家もあるんですね……。
その頃、麗子さんは文雄さんに、茶道関係の人とお見合いをするよう声をかけていました。
 どうやら麗子さんは翔子さんの事を認めていないようですね。その頃、謎の裸の男はまだ深い眠りについていました。
 この人物は一体誰なのか?
 ミタゾノさんは、男の上着のポケットからスマホを取り出し、
 舞さんが瞼を開くように頼んだ後、顔認証を試みます。
 やるなぁ~、ミタゾノさん。
 スマホのロックを外すと、中には隠し撮りされた翔子さんの写真が多数入っていました。
 一体これは何なのか?
 と、その時裸の男が目を覚ましかけますが、ミタゾノさんは「ラリホー」の呪文で、一瞬にして眠らせてしまいました。
 もはやミタゾノさんの存在自体が異次元レベル……!
その頃、1階では麗子さんが部屋の隅から、千切られたテディベアの腕を見つけていました。
 カンカンになったお母さんは、元のテディベアを探しに二階に向かいます。
 膨らんでいるベッドを見て、誰かいるの?とベッドシーツを開けると、
 そこにはテディベアがベッドに寝ていました。
 ほつれたテディベアを奪い、そのままお母さんは階下へ向かって去っていきました。
 慌ててあの裸の男はというと、慌てて舞さんが押し入れに隠したようです。
文雄さんはもう正直に真実をお母さんに話そうと切り出しますが、翔子さんは真っ向から反対します。
 酔って記憶がない、しかも暴走族だったことを告げてしまえば、麗子さんの心証は一気に悪くなるのも見えますもんね。
 翔子さんは、「昔の過去があって、グレたからこそ、文雄さんと温かい家族を築きたい。だからこそ、お母さんに認めてほしい」と訴えかけます。
 その為に絶対に茶器を見つけようと決意を新たにします。
 ですが、そのためには時間がもうありません。
 と、ミタゾノさんは「時間がないなら、作ればいい」と、舞さんに何かを振ってきました。
その後、舞さんは着物を着て、麗子さんの前にやってきました。
 茶道の精神から教えてほしいと言いますが、これもすべて時間稼ぎの為ですね。
 茶道の精神に関する話に延々と付き合うことになった舞さんも大変そうです。
一方、むすび家政婦紹介所では、ひー坊が真理亜さんの肩もみをしていました。
 
 って、こんな笑顔で肩もみしてるんかーい!
 真理亜さんいいなぁ~。私もひー坊に肩もみされたいなー。
と、そこへミタゾノさんからLINEが入ります。
 「WANTED」というメッセージと共に、送られてきたナナさんの写真を見て、
 所長は一瞬で「美威羅我亞流」というレディース暴走族の仲間であることを
 見抜きます。
 ここで、所長によるレディース関東近郊勢力図の解説。
 「美威羅我亞流」と「暴走麗D」という二つの勢力が敵対しているそうです。
 当時の乱闘騒ぎを聞いてると、なかなかに大騒ぎな時代だったようですね。
 昔話に浮かれている家政婦の面々と違って、ひー坊若干引いてるがな笑
 
 そっと呟いた後、静かに一人出かけていきました。
そして、光君は倒れていたナナさんを見つけて、ミタゾノさんに電話をかけました。
 しかも、その手には茶杓が握られているようですね。
 ですが、レディース暴走族の血が目覚めたのか、ナナさんはいきなり光君に襲い掛かってきました。
 今シーズン、ひー坊って大体いつも危険な目に遭ってますね。
 ミタゾノさんに助けを求めますが、あっさり電話を切られてしまいました。
 相変わらずひー坊には塩対応なミタゾノさんです。
ミタゾノさんは翔子さんと文雄さんに、無事茶杓が見つかったことを報告します。
 となると、残りは茶筅ですね。
 ミタゾノさんが差し出したスマホの写真から、翔子さんはトレイの上に茶筅が載っているのを発見します。
 ですが、ミタゾノさんが片づけた時には、もうトレイの上には何もなかったそうな。
 それから、片づけと言えば……という流れから、ミタゾノさんは「手じ」と落書きされたお皿を差し出します。
 何を書こうとしたのか悩む二人に対し、ミタゾノさんは「私、失敗しないので」と突如モノマネをぶっこんできます。
 まさかの大門さんパロとは、やりますなぁ~。
 その発言から、翔子さんはそのさらに「手じゅつ」と書こうとしたことを見抜きます。
 そういえば、先ほど片腕がもげてしまったテディベアがありました。
 「ナイフや茶筅をメス代わりにして、酔っぱらって手術ごっこをしたのでは?」と
 ミタゾノさんは推測します。
 その助言を受けて、翔子さんが改めてテディベアを調べると、中には茶筅が隠されていました。
と、そこにちょうどタイミングよくひー坊がナナさんを連れてやってきました。
 これで、茶杓も茶筅も道具が揃った訳ですね。
 今からお茶をたてて、麗子さんに認められようという魂胆のようです。
 そこへチャコさんもやってきて、主要メンバーは全員揃ったようですね。
と、ここでミタゾノさんパッチンタイムです。
「人にも裏と表の顔がございます。普段隠している裏の顔は本人ですら気づかない事も」
 何やら意味深なミタゾノさんの発言ですね。
という訳で、家事情報のおさらいです。
①緑茶の茶葉を炒めると、消臭剤代わりになる
 ②肌についた油性マジックは、オリーブオイルで落とせる
 ③肉じゃがは簡単デミグラスソースとからめるだけで、ハヤシライス風になる
個人的にやってみたいのは、③ですかねー。ハヤシライス風肉じゃが美味しそうですもんね。
さて、昨晩記憶の無い時間に何があったのか……いよいよ真相タイムのスタートです。
●昨夜の真相
 さて、麗子さんの前で、お茶をたてる翔子さん。
 そんな翔子さんに対して、麗子さんからは「ステキな友達をお持ちね」と嫌味が入ります。
 ですが、その発言にも惑わされず、翔子さんはお茶をたてて、麗子さんに差し出します。
 ゆっくりとお茶を一口飲んだ麗子さんは、「まだまだね、でも悪くないわ」と言いました。
 厳しい言葉でしたが、ひとまずはお母さんに認められて、思わず笑みが零れ、文雄さんと微笑み合う翔子さんです。
と、そこへいきなり豪快な笑い声が部屋の中に聞こえてきます。
 慌てて一同が場所を移すと、TVには昨日の夜の映像が流れていました。
 一同完全に酔っぱらっていたのか、暴れ放題ですね。
まずは翔子さんが茶道に対して愚痴を零す姿を見て、お母さんの表情が一気に曇ります。
 さらに映像には、翔子さん達が茶道の道具を使って遊んでいる様子まで映っていました。
で、画面がさらに変わり、今度はレディース暴走族の特効服を着た3人が、文雄さんの服を脱がしたり、文雄さんの上に乗ったり、散々な暴れ放題です。
 さらに、例の裸の男まで部屋の中に入ってきており、翔子さんは一殴りで男を気絶させていました。
 まさにとんでもない有様だったようですね。
 舞さんもひー坊も驚きを隠せない様子です。
でも、一体誰がこの映像を撮ったのか?
 翔子さんは「あんな極悪な姑じゃなくて、私のところに来られて幸せですねといいながらテディベアを何度もぶん殴っていました。
 そして、テディベアを手術しようとして、皿にあの落書きが描かれたようですね。
 要するに、テディベアには事前から隠しカメラが仕込まれていたという訳でした。
では、一体誰がカメラを仕掛けたのか?
 元々テディベアは麗子さんのプレゼントだった、つまり何もかも麗子さんの仕掛けた罠だったという訳です。
 姑が嫁を盗撮していたことが明らかになり、責められる麗子さんでしたが、頑として、可愛い息子の為に手段は選ばないと言い返してきます。
 さらに、言い返す間もなく、翔子さんの過去を散々貶してきました。
 ですが、途中でとうとう翔子さんも怒ります。
 自分は何を言われてもいいが、二人は青春を共に過ごした仲間で、今も親友ですと。
 さらに、昨晩の惨事については、全く記憶がないことを訴えます。
すると、鍋の具材を片づけ忘れていましたと、ミタゾノさんがやってきました。
 そして、きのこ鍋の中に一種類だけ食用ではないきのこがあることを指摘します。
 「さるのまつりだけ」
 このきのこを食べると、いつの間にか記憶障害を起こすことがあるそうです。
 恐らくこのきのこが原因で、全員記憶喪失になったようですね。
 でもなぜそんなきのこが鍋に入っていたのか?
 ナナさんの表情が曇ります。
 そう、犯人はナナさんでした。
 昔の仲間に、「食べたら楽しくなれるキノコ」と唆されて、また昔のように、3人でバカやりたかっただけのようです。
 特攻服を「こんなの」と言われたことにも不満を持っていたようですね。
ですが、「いつまでもバカやってられない。私は人生を一緒に歩みたいという人に出会ったの」と言う翔子さん。
 と、タイミング悪く、映像では酔っぱらった裸の文雄さんが、チャコさんに言い寄っている場面が出てきました。
 文雄さんは好青年ぶりながら、色んな女の人に手を出していたようですね。
 あの「殺」という字は、怒り狂ったチャコさんが書いたものでした。
 文雄さんは必死に弁解しようとしますが、覚悟を決めたチャコさんはすべてをぶっちゃけます。
 元々チャコさんは翔子さんに嫉妬しており、それでわざと文雄さんに近づいたら、まんまと引っかかって誘ってきたようです。
 もはや完全に3人の友情は崩壊してしまいましたね……。
●麗子さんの正体
 3人の無様な言い争いを見た麗子さんは冷たく笑い飛ばしますが、
 ここで「ザメハ」からの「ベホイミ」を使い、ミタゾノさんが例の裸の男を起こします。
 どこまでドラクエネタぶっこんでくるのかしら??笑
ミタゾノさんの呪文で目覚めた裸の男は、麗子さんを見つけるなり、いきなり「姉さんー!」と駆け寄ってきます。
 焦って顔を反らす麗子さんですが、男は「姉さんの頼みだから、翔子さんを調べた」と言います。
 そう、だから男のスマホに翔子さんの写真が入っていたんですね。
 麗子さんは男の事を「探偵」と言い訳しますが、ミタゾノさんが写真とステッカーを取り出します。
 「暴走麗D」と書かれたステッカー、さらに特攻服姿の麗子さんが映っていました。
 そう、麗子さんは「暴走麗D初代総長」だったようで、この裸の男は麗子さんの舎弟だった訳でした。
 いやー、まさか麗子さんまでレディース暴走族の一味だったとは……完全に予想を裏切られましたね。「伝説の赤木刀の麗子」が実在したと知り、一同は驚愕を隠せません。
麗子さんも過去を隠していたことに、怒りを顕わにする翔子さんでしたが、逆に麗子さんも怒声を響かせて、翔子さんに反論します。
 敵対する組織とわかった以上、結婚させる訳にはいかないと完全に怒りを暴走させていますね。
なんか話がレディース暴走族同士の喧嘩になってしまいまして……
 
 って、ひー坊すっかり震えちゃってるじゃないですか。
 そうだよね、こんなピュアな子にとっては、毒のような光景ですよね。
ですが、麗子さんは、消したい過去だった事を打ち明けます。
 人に迷惑かけて傷つけてきて、未だに茶道の知り合いに過去がバレないかハラハラしているようです。
 過去は一生付きまとう、その言葉の重みが何とも言えません。
と、そこにミタゾノさんの謎の奇声が響きました。
 凄い速さで茶筅と茶杓を使いこなしていますね。
 抹茶とヨーグルトを1:1の割合で混ぜるだけで出来上がるシェイク風抹茶を作っていたようです。
 抹茶の苦みをヨーグルトが和らげ、さらに砂糖を加えると格段に美味しくなると話すミタゾノさん。
 「一見あわない者同士でも、互いに結び付け、良さを認め合うと意外なおいしさに気づけるかもしれません」
麗子さんは「こんな子認められる訳ないじゃない」と言いますが、どうやら麗子さんは心変わりしたようですね。
 「でも、同じ過去を持つアンタと出会ったのも運命かもしれない。結婚認めてあげてもいいわ」と高飛車に言い放ちます。
 ところが、心変わりしたのは翔子さんの方もでした。
 今までは麗子さんの表情を伺うようにして接してきましたが、態度が一変。
 「認めてあげてもいいわ、じゃないですよね」と圧をかけてきます。
 それを察した麗子さんは、「文雄をよろしくお願いします」と膝をつきまして、それを勝ち誇った顔で見下ろす翔子さんでした。
一方、文雄さんも浮気を謝罪し、過去を忘れてやり直すと宣言します。
 ですが、「アホなの、お前?」とブチ切れる翔子さん。
 友達との不倫に対して、とっくに堪忍袋の緒が切れていたようですね。
 文雄さんの体を突き倒し、「運命とか本気で信じてた私がバカだった。あんたらと家族になるぐらいなら、孤独死上等!」と、元ヤンの地が完全に出てしまいました。
 翔子さんの威力に圧倒された二人は、そのまま家を飛び出していきました。
二人が去った後、翔子さんに謝るチャコさんとナナさんでしたが、翔子さんは吹っ切れたように、「二人のおかげですっきりした」と優しく言いました。
 そんな翔子さんに、ミタゾノさんは綺麗になった特攻服を差し出します。
 「これはもう消したい過去じゃない、友情の証」と言う翔子さんに対して、3人は泣いて抱き締め合います。
舞さんも言ってたけど、え、これで丸く収まったの!?
 今回なかなかに無茶な展開でしたね。
 ですが、3人を見て「友情ってステキですね」と泣くひー坊。
 
 ひー坊はやっぱりピュアですねー。
 何だかひー坊が泣くのも今シーズンでは定番になってきた気がします(笑)
●後日談
 後日、むすび家政婦紹介所にて、「あんな終わり方で良かったんですかねー」と呟く舞さん。
 まー、確かにあの嫁と姑の関係は最悪だったので、結婚しなくて正解だったのかもしれません。
 「過去の一つや二つ気にしてても仕方ないしね」と呟く所長さんでしたが、そこへミタゾノさんが「レディースロード」という雑誌を差し入れます。
 「木更津のヨリー」というレディースが映っていました。
 これってまさか所長……!?結局真実は闇の中へ隠されたままなのでした。
というわけで、6話の感想をお届けしました~。
 今回ももちろん面白かったんですが、最後の展開が唐突すぎて、ちょっとモヤっとした終わり方だったかな?
 まぁ、その強引な展開もミタゾノさんらしいっちゃらしいと言えるのかもしれません。
次回は久々に冒頭から光君も依頼主の家庭に派遣されるようですね!
 最近光君の出番が少なめなので、どんな可愛い姿を見られるのか、非常に楽しみでございます!!
 という訳で、7話の感想に続く~。
 
 
